SNSやブログで公開する内容を考えよう~プロフィール・書き込み・画像に関して~
今日は、ブログやSNSで公開する内容について書いていきます。
目次
プロフィールには何を書く?
以前教室で、「子供がTwitterで勝手に学校名とクラスを書いてしまったので消したい」という依頼を受けたことがあります。
実際に書いてあったのは、学校名・学年・クラス・出席番号・本名のフルコースでした……。何がいけなかったのでしょう。まずは、お子様が「個人情報を自ら流出させていることを知らない」というのが、問題でした。
本名・学校名や学年・クラス・住所や電話番号などを書くことによって、悪意のある人が見ると、ストーカーや誘拐などに発展する可能性があります。
これは学生だけではなく、一般の人、大人であってもそうですね。
公開しているプロフィールは、知らない不特定多数の人に対して送るメッセージのようなものです。個人情報を書くところではないのです。
したがって、ここには、「知らない人に自分を知ってもらう情報」ではなく「知らない人が見ても個人が特定されず、他人と違うことが識別できる情報」を書いてくことがベストでしょう。つまり「本名ではないペンネーム」や「ニックネーム」程度でしょう。そこから、必要最低限の追加情報を見極めていきましょう。
書き込む記事の内容は?
せっかくプロフィールで伏せている情報も、書いている記事で公開してしまっては意味がないですよね。そういった内容を書きたいときは、公開する先を限定するなど、「全体公開にしない」ということも大事です。
さらに、前回の記事でも話題とした、誹謗中傷などの事は書かない。デマを書かない。「デマ」というのは不確かな情報の事を言います。そしてそういった情報を拡散の手助けをしないというのも、ネットにおけるマナーの一つです。
軽い気持ちでデマを書いたり、拡散することによって、それがまた犯罪になったりなどします。気を付けていきましょう!
画像に関して
近年、画面のスクリーンショットをSNSやブログで公開することに関して、犯罪にあたる可能性があることが話題になっています。
画像をアップする時に気を付けたいことは3つです。
- 自分が撮った写真・自分が作った作品であること
- 雑誌の中身やアニメーション、映画作品の内容はNG
- イラスト素材は、利用規約をよく読んで!
どんな人が見ているのかわからない
位置情報であったり、個人情報といったものに気を付ける。しかし、どんな人が見ているかわからないからこそ、探し物やあえて不特定多数の人に知らせたい情報を流すことには長けています。
使えるところは便利に、使ってみましょう。