【Excel基礎】IF関数の考え方
SNSなどでExcelの話題になると、たいてい「VLOOKUPは最低ライン~」という話を聞きます。今回は、VLOOKUPよりももっと簡単で、いろんな関数と組み合わせて使う、使用頻度がめちゃくちゃ高い「IF関数」を解説します。
目次
IF関数は分岐の関数
IF関数は、条件分岐の関数です。IFは英単語としては「もしも~~だったら」といような仮説を立てるイメージがありますが、関数でも考え方はそれに似ています。
IF関数の構文
=IF(条件,条件達成,条件未達)
これが、IF関数の構文です。
では、「もし、今日が25日だったら給料日」という文章を元に例を考えてみましょう。
- 条件→今日の日付=25日
- 条件達成→給料日
- 条件未達→普通の日
この場合、IF関数は
=IF(今日の日付=25日,給料日,普通の日)
という形になります。
構文をExcelに入力してみよう
先ほどの例文を、Excelに起こしてみます。
B7に入れる式は、先ほどの
=IF(今日の日付=25日,給料日,普通の日)
を元に考えていきますと、こうなります。
Excelの用語としては先ほどの条件→論理式、条件達成→真の場合、条件未達→偽の場合といった用語となります。
ダイアログボックスを使用する場合はこうなります
構文が完成したら、B4に「25」と入力し、B7の表示が変わることを確認してみましょう。
他の関数と組み合わせる
条件を提示して合計を出したり、条件によって表示を変えたりするのを自動処理してくれるのがこのIF関数です。
IF関数の理解がしっかりしていると、COUNTIF、SUMIFといった、IF関数がもともと入っている関数の考え方もわかってくるはずです。
また、他のプログラミングでも、このIF構文の考え方はほぼ一緒です。覚えておいて損はない関数ですね!
Excel関数の基礎、IF関数を、是非マスターしましょう!
Excel講座は教室でも行っております、講座を受けたい場合は、是非ご相談ください!