ふりがなのルビはルビー(宝石)から来ていた

Wordの既定のフォントサイズは、10.5ポイントなのか、という疑問から始まり、調べていたら、ルビの話も出てきて、興味深かったのでご紹介します。

日本では、かつては「号」という活字の単位で文字サイズは表されており、公文書は5号で作成されるように定められていたとの事。

そして、その5号活字に一番近いのが10.5ポイントの為、既定のフォントサイズが10.5ポイントになっているようです。

参考:ブログ – Morisawa DTP Lab. どうして「10.5pt」?文字に関する単位のヒミツ

その5号に振るふりがなは7号で、この7号が約5.25ポイント。

イギリスでは19世紀後半より、活字(文字)のデザインの美しさを宝石の美しさになぞらえたことに由来して、活字の大きさに宝石の名前が付けられるようになりました。

その中でも、5.5ポイントの活字は「ルビー」と呼ばれており、このイギリスの活字のサイズと、7号のサイズが近いことから、日本では振りがなのことを「ルビ」と呼ぶようになったそうです。

ちなみに、6.5ポイントはエメラルド、5ポイントはパール、4.5ポイントはダイヤモンドと呼ばれているそうです。

文字サイズに宝石名を付けるとは、なんて素敵な呼び名なのかしらと思ったり、覚えられなかったり・・・(^_-)-☆

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