いよいよ金木犀(キンモクセイ)の季節!?
今朝は、旭川で初氷のたよりも聞かれましたが、一昨日くらいから金木犀の香りも漂いはじめました。
金木犀は8月上旬に花芽が分化し、50日程度で開花するそうですが、樹木としては開花までの期間が短い為、気温や日照時間の変化の影響を受けやすい可能性があるとの事。
参考:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsrt/37/1/37_1_26/_pdf
短い期間にギュッと濃縮した花の人生ですね。
金木犀は、一旦涼しくなってから暑くなると、一気に花が落下してしまうことを何度か見ているので、今年は、気温の変動により落ちないように祈るばかりです。(全部咲き切っていなければ、涼しくなってからまた咲き出すこともありますね)
京都府認定林業事業体 京都森林整備隊 樹木ノート キンモクセイ 二度咲き 雄株
ちなみに、日本にある金木犀は雄株の為、実はならないそうです。江戸時代に輸入される際、花付きの良い雄株が入ってきたためとの事。
また、金木犀は銀木犀(ギンモクセイ)の変種と考えられ、ヒイラギモクセイはギンモクセイとヒイラギの雑種と考えられるとの事です。(金木犀以外、まだ見ことがないです・・・。)
金木犀の犀の字は、動物のサイの事で、樹皮と皮膚が似ていることからきているとの事です。(よく結びつけたな~と感嘆)
朝晩はすっかり秋の気温ですが、日中はまだ夏日の日も続きます。
体調を崩さないようにして、香りの秋を楽しみましょう(^_-)-☆