自転車は安全に乗ろう!
11月1日から自転車に関する改正道路交通法が施行されました。
携帯電話を使用していることが原因の交通事故の増加や、酒気帯びでの交通事故は死亡や重症化する事が多い為、抑止のための罰則規定が整備されたとの事。
警視庁 自転車に関する道路交通法の改正について https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/jikoboshi/bicycle/cycle_kaisei.html
施行日から既に、酒気帯びや、自転車のような形で漕がなくても走れるモペットで検挙されたとニュースになっていましたね。
首都圏 NEWS WEB 自転車の“ながら運転”など罰則対象に 改正道路交通法が施行
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20241101/1000110613.html
タイヤの太い自転車のようなものを見かけるようになりましたが、電動でペダルを踏まないと走らないもの(ファットバイク:電動自転車)と電動でペダルを踏まなくても自走するもの(モペット:原付バイクと同等)と、種類がある事も初めて知りました。
毎日新聞 知らない間に違法運転? 人気急増「モペット」とは https://mainichi.jp/articles/20220609/k00/00m/040/260000c
平成20年6月からは、歩道通行が可能な場合が明確化されていますが、講習もほとんどない為、いまだに歩道を歩いている時にベルを鳴らされることもあり、歩行者が自転車をよけて歩道の端に寄ってやり過ごしている事もありますね。
自転車のベル、鳴らしていいのはどんな時?
①歩道や路側帯で歩行者を追い抜くとき、注意を呼びかけるために鳴らす
→×です。
道路標識「警笛鳴らせ」で指定された場所や区間(見通しの悪い曲がり角や坂の頂上など)では鳴らさなくてはいけませんが、それ以外の場所では、危険防止のためやむを得ない場合を除き使用禁止です。歩道は歩行者優先ですので、道を譲ってもらうためにベルを鳴らすのはNGです。たとえ目の前に視覚障害者の方や親子連れが歩いていても、単に注意喚起としては、使用してはいけません。横を通り抜けるのが危険と感じる場合は降りて押して歩きましょう。②車道左側を走行中に向かい側からこちらに気付いていないスマホの“ながら運転”自転車が来たので注意を呼びかけるために鳴らす
→状況に応じて○
対面する自転車が道路を逆走している状態で、さらに“ながら運転”で前方不注意の状態。こちらが避けるにしても車道で後続車と衝突する危険性があり、ベルを鳴らすしか衝突を回避できない状況であれば鳴らすべきですね。③「警笛鳴らせ」の標識はないが、住宅街の見通しの悪い交差点にさしかかったので鳴らす
NHK ライフチャット 暮らしのもやもやを解決するサイトhttps://www3.nhk.or.jp/news/special/lifechat/post_141.html#:~:text=%E6%AD%A9%E9%81%93%E3%81%AF%E6%AD%A9%E8%A1%8C%E8%80%85%E5%84%AA%E5%85%88,%E3%81%A6%E3%81%AF%E3%81%84%E3%81%91%E3%81%BE%E3%81%9B%E3%82%93%E3%80%82
→×
①と同様に「警笛鳴らせ」の標識のないところでは鳴らしてはいけません。一時停止して左右を確認するなど、ベルを鳴らさなくても安全に通行できる方法があります。
自転車文化センター
平成20年6月改正の道路交通法について https://cycle-info.bpaj.or.jp/?tid=100135
自転車のルールとマナー(世田谷区)https://www.city.setagaya.lg.jp/01420/555.html#p13
自転車のルール・マナーを楽しく学ぶ!東京都自転車安全学習アプリ
「輪(りん)トレ」リリース! https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2023/02/22/18.html
自転車に乗っている方もそうでない方も、事故を起こさない、遭わない為に、ルールを知って守って、安全な通行を心がけましょう。