11月9日は119番の日

本日11月9日は、語呂合わせから119番の日です。

119番は救急車を呼ぶ時の電話番号ですね。

熱中症の時期などは、出動がパンクしそうになりながらだったり、命に係わる病気や事故など、救急車を呼んだことがある方は、感謝に堪えないと思います。

また、こんなことで救急車を呼んでよいのかなと、119番に連絡するか迷った場合は、♯7119(救急安心センター事業)に電話して相談しましょう。医師や看護師、救急隊経験者などの相談員が、病気やケガの症状を聞き取り、緊急性や救急車要請の要否について助言してくれる電話番号です。

そんな救急車ですが、近頃音が変わったと思う時はありませんか?

ちょっとこもった感じで聞こえる事があり、調べてみましたら、

救急車のサイレンの音が変わった!?いったいなぜ
近年の救急車は、シチュエーションによって最適な音に切り替え可能な車両が増えてきました。

主に夜間/住宅地を走行する際に音を抑えたいという場面において使用され、“住宅モード/コンフォートサイレン”と呼ばれており音の高さが異なるようです。

そもそも救急車のサイレンは、周囲にしっかりと音を伝えるために、”車両の前方20m、高さ1mの位置において90dB以上120dB以下であること”が保安基準で定められています。

つまり、音を抑えたいといっても90dB以下にすることができないというわけです。

救急車のサイレン音は通常時でも97dBほどに設定されているため、音圧を落としたところで劇的に音を変えることは難しいと言えます。

そしてコンフォートサイレンは、従来のサイレン音に和音を混ぜることで音を低くし、音量は変えないまま不快感を軽減することを目標に設計されました。

月間自家用車WEB https://jikayosha.jp/creator/2024/02/10/154364/

このようにコンフォートサイレンと呼ばれる音とは別に

救急車サイレン、不協和音「ギュイーン」全国に拡大中…「人をイライラさせ確実に認識」

救急車や消防車の緊急走行で、従来の「ピーポー」や「ウーウー」とは異なるサイレン音が広がっている。「ギュイーン」という不協和音だ。交差点への進入や渋滞時にドライバーや歩行者に気付いてもらうことを重視した「高警告サイレン音」で、事故防止につながるとして、全国の消防車両の約2割に導入されている。(坂戸奎太)

緊急車両のサイレンの鳴動は、道路交通法で義務付けられている。自治省(現・総務省)消防庁が1970年に出した「電子サイレンに切り替える」との通知などを基に50年以上、救急車のサイレン音は「ピーポー」、消防車は「ウーウー」が主流だった。

 ところが、消防隊員らから「通行を優先してもらえない」との声が上がるようになり、回転灯製造会社大手の「パトライト」(大阪市中央区)が2014年に新たな音を完成させた。

 同社は▽車の密閉性が向上して音がドライバーに届きにくくなった▽耳が慣れ、緊急性を感じにくくなった――との社内の分析を踏まえ、「ウー」という音に特殊な音源を組み合わせることで、さらに高周波と低周波の音を同時に生み出した。

 高周波音は歩行者に聞こえやすく、低周波音は車の窓ガラスが閉まっていてもドライバーに届く。同社西日本営業課の新宮弘之課長は「広範囲に届く上、人をイライラさせるので確実に認識してもらえる」と話す。

読売新聞オンライン https://www.yomiuri.co.jp/national/20240229-OYT1T50127/

読売新聞オンライン 不協和音「ギュイーン」はこちらから https://www.yomiuri.co.jp/stream/3/23020/

利用する側も、周りも、感謝と思いやりで機能している事を忘れずに、まったくもって急を要する以外は、呼ぶ時には#7119か119かも、少しだけ考えてみてはいかがでしょうか。

119番の日に、救急車のサイレンと#7119について考えてみました。

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