世界で一番大きな地震
私も初めて知りましたが、1960年5月22日に南米チリで発生した地震でした。
Mw 9.5の地震で、地震の震源域の長さは1,000kmにも及び、
この地震によって起きた津波の大きさでした。
この地震によって引き起こされた津波は
ハワイ、オーストラリア、アリューシャン列島など
太平洋全域を襲い、地球の反対側にあたる日本にも到達しました。

この時。地震の揺れはなくても津波は日本の海岸に到達したのです。
津波が来るときには、海岸の波がずっと引き、今まで、海があったはずなのに
砂地が見えてしまう状態になるそうです。
その現象を目撃したら、高いところに避難しなくてはいけないそうです。
小さい時から、祖父母に私は教わっていました。
まだ目撃したことはありませんが、
映画など見ていると、同じ現象を見ることができます。
チリと日本は約1万7千キロも離れています。
津波は約23時間かけて太平洋を横断し、日本の沿岸各地を襲いました。
怖いことです。
昔は速報もなく、津波が海を渡って襲来することなどを
事前に知る術もなかったはずです。
津波は長い周期を持つ特性上、
長距離をそれほど減衰せずに進むことができるそうです。
皆さんも、海岸近くにいらっしゃるときには、海岸線に注意してみてください。