「夏至の光と暮らす日」~梅雨の合間の輝く季節の節目~

今日6月21日(土)は二十四節気のひとつ「夏至(げし)」。一年で最も昼の時間が長く、太陽が最も高く昇る日です。とはいえ、例年ですと梅雨の真っただ中でお日様を拝めないことが多いので、ただただカレンダーやニュースで気づくくらいかと思います。
このところ東京では、梅雨が明けたかと思われるくらいに天気の良い日が続いています。ここ数日のうちに梅雨空は戻ってきそうですが、本日の東京の日の出は4時25分、日の入りは19時0分、およそ14時間35分も太陽の光が届く、まさに“光のピーク”といえる一日です。

「本当に今日が一番昼が長いの?」と思うかもしれませんが、国立天文台のデータでも確認できるように、夏至付近の日照時間はほぼ最大で、天文学的にも今日が最長となります。とはいえ前後の日と数分数秒の差しかなく、体感では気づきにくいかもしれません。

この時期は梅雨の真っただ中。だからこそ、今日のような晴れ間は洗濯やお布団を干すなどにはひときわありがたく、太陽の光がより強く感じられます。太陽が高く昇ることで、日差しは鋭く、暑さもひとしお。外出には帽子や日傘、水分補給をお忘れなく。

世界を見渡すと、夏至を祝う文化もあります。スウェーデンでは「ミッドサマー」と呼ばれる祝祭があり、花冠をかぶり、ダンスや食事を楽しみながら白夜を祝います。イギリスのストーンヘンジには、太陽が昇る方角に合わせて人々が集まり、古代のロマンに浸るそうです。

そんな一年で最も明るい日に、私たちができるちょっとした楽しみ方もあります。早朝の散歩で朝日を浴びること。今朝も涼風が吹いていて爽やかに散歩ができました。日中の自然光のもと(外では熱中症の可能性もありますので、室内のクーラーが効いたところ)での作業や読書。夕暮れ時のベランダでのひとときもおすすめです。ふだん気づかない季節の光や風を感じることで、心と体も自然と整っていきます。特に朝晩の涼しい時間帯での活動がおすすめです(^^♪

今日という節目の日、熱中症には気を付けつつも、空を見上げて、いつもよりゆっくり時間を感じてみてはいかがでしょうか。

参考:
国立天文台 日の出入り(東京) https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/dni/2025/s1306.html
国立天文台 2025年二十四節気および雑節 https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/yoko/2025/rekiyou252.html
アラクネカレンダー 日の出日の入り https://www.arachne.jp/onlinecalendar/sunrise-sunset/2025/6/

↑ 日の出日の入りのカレンダーも楽しいですね。「夜明・日暮」の時間帯も気になります(^_-)-☆

教室について詳しくはコチラ

初心から資格取得まで対応、開校21年のアットホームなパソコン教室です