世界絵文字デー
今日7月17日は、「世界絵文字デー」です。この「世界絵文字デー」は、デジタルコミュニケーションに欠かせない絵文字の多様性と楽しさを祝う日として、2014年に制定されました。日付が7月17日になったのは、AppleのiOSやGoogleのAndroidのカレンダーの絵文字が7月17日を表示していることに由来すると言われています。

そもそも絵文字のルーツはどこにあるのでしょうか?絵文字は、1990年代後半に日本の携帯電話会社によって開発されたのが始まりです。NTTドコモが開発したiモードの絵文字が、その後の絵文字文化の発展に大きな影響を与えたと言われています。当初は各社独自の絵文字が使われていましたが、2010年にはユニコード(Unicode)に絵文字が採用されたことで、世界中で共通の絵文字が使えるようになりました。これにより、絵文字は日本だけでなく世界中の人々の間で瞬く間に普及し、今では私たちの日常に欠かせないものとなっています。
また、海外でも使用される絵文字を意味する「Emoji」という言葉は、日本語の「絵文字」をそのまま英語化したものです。Emotionalの「Emo」と、e-mailなどの「e」を連想させることから、外国人にも理解しやすい名前だったと考えられています。
絵文字は、言葉だけでは伝えきれないニュアンスや感情を表現するのにとても役立ちます。世界絵文字デーをきっかけに、改めて絵文字の魅力を感じて、日々のコミュニケーションをもっと豊かにしてみてはいかがでしょうか。