今日はスイカの日!体を内側から冷やす、夏の万能フルーツの魅力

本日7月27日は「スイカの日」。夏の果物の代表であるスイカをもっと身近に感じてほしいという想いから、縦縞模様を縄に例えて、夏の綱とすることで「な(7)つ(2)な(7)」の語呂合わせで制定された記念日です。語呂合わせでなくても、ちょうど暑さが厳しくなるこの時期にぴったりですね。

スイカは、ただ甘くてみずみずしいだけの果物ではありません。栄養面でも優秀で、特に高温多湿の日本の夏には欠かせない存在です。約90%が水分で構成されており、食べることで自然と水分補給ができます。暑さによる脱水予防や、のどの渇きをやさしく潤してくれます。

さらに注目したいのは、スイカに含まれるカリウムとシトルリンという成分。カリウムは体内の余分な塩分を排出し、むくみや高血圧の予防に効果的です。そしてシトルリンには血管を広げる作用があり、血流をスムーズにして体の熱を外へ逃がす働きがあります。いわば「食べる涼薬(りょうやく)」ともいえる果物なのです。

漢方の考えでも、スイカは「寒性」の食材。体にこもった熱を冷まし、ほてりやイライラ、暑さによる食欲不振などをやわらげるとされています。特に高齢の方や体力が落ちがちな夏に、無理なく体温調節を助けてくれる一品です。

おすすめの食べ方は、よく冷やしてそのままいただくのが一番ですが、ひとつまみの塩をふると甘みがぐっと引き立ちます。また、小さく切って冷凍すれば即席シャーベットにもなり、おやつにも最適。スイカジュースやスムージーにすれば、水分と栄養を一度に摂れる手軽な健康ドリンクにも。

ただし、体を冷やす作用が強いので、冷えやすい方や胃腸が弱っている方は食べすぎに注意しましょう。一度に大量に食べるのではなく、少量ずつこまめに楽しむのがコツです。

スーパーなどでは、カットフルーツとしても売られており、カットや生ごみが増えることを考えると、とてもお手軽ですね。

夏の暑さに負けない体づくりは、毎日の食から。涼を呼ぶスイカを上手に取り入れて、快適な夏を過ごしましょう。

参考:スイカに塩は美味しいだけではない?管理栄養士がおすすめするスイカに塩が必要な理由

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