初めてと懐かしさが重なるLe Bon Vivant(ルボンヴィボン)の夜
昨夜は吉祥寺にある南欧レストラン「Le Bon Vivant(ルボンヴィボン)」へ行ってきました。相方にとっては30年ぶりの再訪、そして私にとっては初めての訪問。(このお店は、吉祥寺の中で引っ越ししていたので、一緒に行こうとしていて、たどり着けなかったことがありました。)相方の思い出話を聞きながら足を運ぶと、長い年月を経ても変わらぬ温かさを感じる店内に迎えられ、私にとっては新鮮で、相方には懐かしい時間が同時に流れ始めました。
そんな夜に彩りを添えてくれたのは、偶然居合わせたお客様との小さな交流です。
お隣の席のお二人のうち、ツヨシさんがお誕生日で、オーナーの娘さんがキャンドルを灯したお皿を運んできました。その瞬間、相方が「歌いましょうか?」と声をあげ、店内に「ハッピーバースデー」の歌が響きます。突然の提案に私も驚きましたが、ご本人は「人から歌ってもらったのは初めて。本当に嬉しい。今日を誕生日にします」と笑顔で応えてくださり、こちらまで幸せな気持ちになりました。
さらにその後、6人連れのお客様の中にもお誕生日の方が。
オーナーの娘さんが「エイコさんです」と紹介すると、またしても相方の歌声でお祝い。二度目の独唱に店内は和やかな一体感に包まれ、知らない人同士が自然に笑い合う、心温まる時間となりました。
お店の方は「仕込みのようになりましたね」とおっしゃっていましたが、お誕生日の方が2組もいらっしゃっていてびっくりしました。気軽にお祝いができる、ちょっと良いところのイメージのお店です。
お料理はどれも美味しく、気取らないアットホームな雰囲気も魅力的。私にとっては「初めての発見」、相方にとっては「懐かしさの再会」。二人それぞれの視点が重なり合ったのと、大爆笑を2回もしたせいかとても楽しい夜になりました。、ぜひまた訪れたい、大切なお店です。
気になる方は、ぜひ行ってみてくださいね。

Le Bon Vivant(ルボンヴィボン)https://tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13005765/