実はまだまだ便利!キーボードのFキー活用術・第2弾

前回の記事でご紹介した「F1」から「F12」までのファンクションキー。普段はあまり使わず、つい存在を忘れてしまいがちですが、実は便利な機能がたくさん隠れています。今回はその中から、日常的に使えるものを中心に取り上げてみます。

まずおすすめなのが F4キー です。Excelでは絶対参照の時に使われるキーですが、「直前の操作を繰り返す」機能としても使われます。実はWordでも同じように使えるのをご存じですか? 例えば文字を赤色にしたあとに別の文字を選んでF4を押すと、同じ赤色に一瞬で変更できます。太字や下線、罫線などの操作も繰り返せるので、書類作成がぐっと効率的になります。

次に F7キー。これはWordやOutlookで「スペルチェック」を開始できるキーです。英単語を入力した際に綴りが正しいか確認したいときに便利で、特にメールや資料で英語を使う方には頼もしい機能です。

また、メールを日常的に利用する方には F9キー がおすすめ。Outlookで「送受信」をすぐに実行できます。「新しいメールが届いているかも?」と思ったら、わざわざマウスでボタンを探さずにF9を押せばOKです。

最後にご紹介したいのが F11キー。Excelで表を選んで押すと、なんと一発で新しいシートにグラフが作成されます。グラフの種類は後から変更できますので、「とりあえず形にしてみる」きっかけ作りとしても有効です。

  • F4 … ExcelやWordで「直前の操作を繰り返す」ことができます。文字色の変更、太字、罫線などを繰り返すときにとても便利です。
  • F7 … WordやOutlookで「スペルチェック」を開始できます。英語の文章を打つときに役立ちます。
  • F9 … Outlookで「送受信」をすぐに実行。メールが届かないときに押すと便利です。
  • F11 … Excelで「グラフを一発作成」。表を選んでF11を押すと新しいシートにグラフができます。

このように、Fキーには「知っていれば確実に作業が速くなる」便利な機能が詰まっています。普段は何気なく眺めているだけのキーかもしれませんが、少し意識して使ってみると新しい発見があるはずです。ぜひ次の作業で一度試してみてください。

教室について詳しくはコチラ

初心から資格取得まで対応、開校21年のアットホームなパソコン教室です