まだまだある!キーボードのFキー活用術・第3弾
これまでに「Fキー便利技」として、よく使うF1~F12の一部をご紹介しましたが、実はまだご紹介しきれていない機能がたくさんあります。今回は第3弾として、ちょっと応用的な使い方を交えながらご紹介します。
まず覚えておきたいのが F2キー です。Excelでセルを選んだ状態でF2を押すと、そのセルの文字の末尾にカーソルが入り、編集できるようになります。わざわざマウスでダブルクリックしなくても済むので、数字や文字を次々に修正したいときにとても便利です。
次に F3キー。Excelでは「名前を定義したセルや範囲」を呼び出すことができます。例えば「売上表」などのセル範囲に名前を付けておけば、F3キーでその一覧を表示して簡単に挿入できるのです。大きな表を扱うときや関数を使うときに役立つ機能で、特に資料を整理して作成する方には重宝します。
さらに F5キー も覚えておくと便利です。Excelでは「ジャンプ」画面が開き、特定のセルに一瞬で移動できます。例えば「A1000」など遠くのセルへ飛びたいときや、「定数」「数式」だけを一括で選択するときなどに活用できます。表が大きくなるほどありがたい機能です。
これまで第1弾から第3弾まででさまざまなFキーをご紹介してきましたが、改めて見ると「知っているだけで作業がぐっと楽になるものばかり」です。特にExcelは表作成が中心ですが、こうしたショートカットを取り入れることで時間短縮につながります。これまでご紹介してきた、Fキー単体で使用する方法の他に、別のキーと組み合わせて使う方法もあります。
ぜひご自分のパソコンでも試してみてください。「使える!」と感じたキーから少しずつ覚えていくと、効率が大きく変わってくるはずです。
