11月8日は「いい歯の日」~語呂合わせの由来と“ゆすがない”歯みがき習慣で口もと元気に

今日11月8日は「いい歯の日」。語呂合わせの「いい(11)歯(8)」という数字とともに、健康な歯をいつまでも保とうという想いが込められた日です。忙しい日常の中で、ふと“お口の健康”を見直すきっかけにしてみませんか。

「いい歯の日」の意味

歯並びや白さも大切ですが、「いい歯」とはもっと根っこにある、“噛める・話せる・笑える”歯を指します。私たちが食べる、話す、笑うという日常のシーンに、歯は欠かせません。80歳になっても自分の歯を20本以上保とうという8020運動と並行して、この記念日は制定されました。

歯みがき後、“ゆすがない”ってどういうこと?

歯みがき後、コップ一杯の水でしっかりゆすぐ。これが長年の常識でした。しかし最近は、「ゆすぎすぎない」ほうが良いという意見も増えています。フッ素入り歯みがき剤が歯のエナメル質に働きかける時間を確保するためです。
研究によれば、ゆすがずにおくことでフッ素が口腔内により長く留まり、むし歯予防に効果的という報告もあります。
なお、歯科医師会なども「ゆすぎたくなる場合は少量の水で軽くゆすぐ」など、無理のない対応を薦めています。

実践のコツ:ゆすがない習慣を取り入れるには

  1. 歯みがき後、泡や歯磨剤の余分な部分を軽く吐き出しましょう。
  2. その後、「水でごく少量だけゆすぐ(数口)」か、「ゆすがずにそのままおく」どちらかを選択。
  3. 食べたり飲んだりするのは、できれば歯みがきから少し時間をおくと◎。
  4. 特に70代以上の方や、歯周病・むし歯が気になる方は、この習慣を意識することで“お口の元気”を長く保ちやすくなります。

※ちなみに私は知覚過敏になってしまい、歯磨きする前に口の中をよくゆすぎ、その後に歯磨き、余分な泡などを吐き出した後、舌の上だけゆすぐ感じで軽く一口水を載せ、吐き出しています。

おわりに

「いい歯の日」という記念日を機に、普段の歯みがきを見直してみましょう。数分の習慣を変えるだけで、将来のお口の健康に差が出るかもしれません。今日から、ゆすぎ方も“選択肢”として取り入れてみてください。
美味しく、楽しく、そして安心して食事ができる毎日を、健康な歯とともに過ごしていきましょう。

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