今日から「小雪(しょうせつ)」。冬の気配を感じて、心と体を温める支度を始めよう

今日、11月22日のカレンダーを見ると、二十四節気の「小雪(しょうせつ)」と書かれているかもしれません。

「え、もう雪?」と思われるかもしれませんが、窓を開けると空気がキリッと冷たく、本格的な冬がすぐそこまで来ているのを感じませんか? (今年は既に雪が降っている地域もありますね)

今回は、この「小雪」という季節の意味や、この時期におすすめの過ごし方についてご紹介します。

1. 二十四節気の「小雪」とは?

「小雪(しょうせつ)」は、二十四節気の第20番目にあたります。暦の上では、立冬(11月上旬)を過ぎ、いよいよ冬が深まっていく時期です。

名前の通り、北国や山間部では雪がちらつき始める頃ですが、まだ積もるほどの本格的な大雪ではありません。平地では、紅葉が散り始め、木枯らしが吹き、冬のコートが必要になってくる、そんな季節の変わり目です。

「もう秋も終わり、いよいよ冬本番の準備期間に入るんだな」と、心を切り替えるタイミングと言えるでしょう。

2. 小雪の時期、昔の人は何をしていた?

農家では、この時期までに大根や白菜などの冬野菜の収穫を終え、本格的な冬に備えて漬物を仕込んだり、家の防寒対策を始めたりしていました。

また、お歳暮の準備を始める時期でもあります。一年の感謝を伝えるための準備を少しずつ始めることで、年末に向けての心の準備も整えていたのですね。

3. 今日から実践!小雪におすすめの過ごし方

急に寒さが増すこの時期、体調を崩さないためにも、「温活」と「冬支度」がキーワードになります。

① 冬の味覚で体を内側から温める

この時期は、体を温める根菜類や、栄養豊富な冬野菜が旬を迎えます。

  • おすすめ食材: 大根、白菜、ほうれん草、春菊、ネギ、レンコン
  • おすすめメニュー:
    • お鍋・おでん: やっぱり冬の定番!野菜をたっぷり摂れて体もポカポカになります。今日は少し早めに帰って、おでんを仕込んでみてはいかがでしょうか。
    • 根菜たっぷりの豚汁: 生姜を少し多めに入れると、さらに温まり効果がアップします。

② 本格的な「冬支度」を完了させる

まだ薄手のコートで我慢していませんか?

  • ダウンジャケットや厚手のコートをクローゼットの手前に出す。
  • マフラーや手袋などの防寒小物を準備する。
  • 暖房器具(ストーブやヒーター)の点検や掃除をする。
  • 加湿器を出して、乾燥対策を始める。

この週末を使って、これらを済ませてしまうと、いつ寒波が来ても安心です。

③ 長い夜を楽しむ「癒やしの時間」を持つ

日が短くなり、夜が長くなる時期です。「秋の夜長」から「冬の夜長」へ。 寒い外から帰ってきたら、お気に入りの入浴剤を入れたお風呂にゆっくり浸かりましょう。お風呂上がりには、温かい柚子茶やホットミルクを飲みながら、読書をしたり、映画を観たり。

あえて「何もしない贅沢な時間」を作って、年末の忙しさに備えて英気を養うのもおすすめです。

まとめ

「小雪」は、冬の入り口です。寒さをネガティブに捉えるのではなく、「温かい食べ物がおいしい季節になった」「お気に入りのマフラーが使える」と、冬ならではの楽しみを見つけてみてください。

今日という節目に、少しだけ丁寧な暮らしを意識して、心も体も温かくお過ごしくださいね。

参考:日本気象協会tenki.jp 二十四節気「小雪」https://tenki.jp/suppl/k_mochizuki/2024/11/20/32538.html

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