毎日の暮らしの中で、スマホを使う時間はますます増えています。連絡、検索、メモ、買い物リスト、日記……。便利なはずのスマホですが、「文字を打つのが面倒」「小さな画面での操作が疲れる」と感じる人も多いものです。そんな悩みをやわらげてくれるのが、スマホの“音声入力”です。話すだけで文字が入力されるこの機能は、使いこなすととっても便利です。

音声入力の魅力は、まず“速さ”です。キーボードを打つより、話すほうが圧倒的に速く入力することができます。買い物リストなら「牛乳、卵、食パン」と言うだけでメモが完成します。料理中で手が濡れていても、散歩中で手がふさがっていても、声だけで記録できるのは大きな助けになります。

また、難しい漢字の入力にも強い味方です。「薔薇」「憂鬱」「雰囲気」など、変換に迷う言葉も、声で言えば一発で入力されます。高齢の方や細かい操作が苦手な方にとっては、特に便利な機能です。

使い方に関してもご案内します。
【iPhoneの場合】
キーボード左下の「マイク」ボタンをタップするだけです。句読点も「てん」「まる」と話せば入力できますし、改行したい場合も、「改行」と言えば改行してくれます。
【Androidの場合】
Googleキーボード（Gboard）の「マイク」アイコンをタップします。Googleの音声認識は精度が高く、長文入力にも向いています。句読点や改行も声で指示できます。
※らくらくスマホは、音声入力がより見つけやすい設計になっている機種もあります。キーボードに大きく「音声入力」ボタンがある機種もあります。
また「機能」メニューの中に、「音声入力」が用意されている機種もあります。
「機能」内にあるタイプは、文字入力画面にボタンが見当たらなくても、「機能 → 音声入力」と進むことで利用できます。

音声入力は、散歩中に思いついたこと、家事の合間に気づいたこと、寝る前のひとこと——手を止めずに記録できるので、思考の流れを邪魔しません。文章を書くのが苦手な人ほど、話すように書ける音声入力は相性が良いのです。

暮らしの中で「ちょっと面倒だな」と感じる瞬間は、小さな積み重ねです。そのひとつひとつを音声入力で軽くしていくと、毎日のストレスが驚くほど減ります。スマホはただの道具ではなく、使い方次第で生活を助けてくれる相棒になります。

もしまだ使ったことがないなら、一度試してみてください。使い方がわからない場合は、教室スタッフにご相談ください。

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