【Excel】 IFS関数で「1」を使う理由とは?論理式に1を立てる本当の意味
Excelの関数を使っていると、IFS関数の最後に
「1, “〇〇”」
と書かれている式を見かけたことはありませんか?
「なぜ1なの?」「TRUEじゃだめなの?」「論理式って式じゃないの?」と疑問に思われる方も多いようです。
今回は、IFS関数の論理式に1を立てる意味を、できるだけわかりやすく解説します。
IFS関数の基本
IFS関数は、複数の条件を上から順に判定し、最初に当てはまった結果を返す関数です。
=IFS(論理式1, 真の場合1, 論理式2, 真の場合2, …)
ポイントは、
👉 上に書いた条件ほど優先される
という点です。
Excelでは「1=TRUE」
Excelでは、次のような考え方があります。
- 1 → TRUE(真)
- 0 → FALSE(偽)
つまり、論理式の部分に「1」を書くと、
「必ず正しい条件」として判定されます。
「1」を立てる最大の理由
IFS関数には、IF関数のような
「それ以外の場合」を直接指定する場所がありません。
そこで使われるのが、必ずTRUEになる「1」です。
具体例で見てみましょう
点数によって評価を分ける場合の例です。
=IFS( A1>=80, "優", A1>=60, "良", A1>=40, "可", 1, "不可" )
この式の意味は次の通りです。
- 80点以上 → 優
- 60点以上 → 良
- 40点以上 → 可
- どの条件にも当てはまらなければ → 不可
最後の
「1, “不可”」
が、「それ以外すべて」を受け止める役割をしています。

TRUEと書いてもいいの?
はい、意味は同じです。
=IFS(A1>=80,"優",TRUE,"不可")
ただし実務では、
- 入力が短い
- 見た目がすっきりする
- Excelに慣れた人がよく使う
といった理由から、「1」が使われることが多くなっています。
注意点:1は必ず最後に
「1」は必ずTRUEになるため、途中に書くとそれ以降の条件は判定されません。
=IFS( A1>=80,"優", 1,"不可", A1>=60,"良" )
この場合、「良」は絶対に表示されないので注意が必要です。
まとめ
IFS関数の論理式に「1」を立てるのは、
「必ずTRUEになる条件」を作り、すべての条件に当てはまらなかった場合の“それ以外”を表すためです。
仕組みが分かると、IFS関数はとても読みやすく、便利に使えるようになります。
ぜひ、日々の表作成や成績管理、判定表などで活用してみてください。
超やさしい一文解説♪
IFS関数の「1」は「どれにも当てはまらなかったときはこれにします」という合図です。

