社長メール詐欺(CEO詐欺)とは?最新の手口・事例・見抜くポイントまとめ

たまたま、このメールが同僚に届いたので、調べて見ました。誰にでも届くものではないのでしょうが、知識として知っておくと、見抜く力がついてくるかもしれませんね。

💡 1. 「社長メール」とは?(CEO詐欺/ビジネスメール詐欺)

「社長メール」とは、社長・役員・上司など経営層を偽装した詐欺メールを指します。
これは英語で CEO Fraud(最高経営責任者詐欺)や BEC(Business Email Compromise) と呼ばれる詐欺手口の一種です。犯罪者はメールやメッセージで偽の指示を出し、会社の従業員に不正送金や情報提供をさせようとします。

この詐欺は単なる迷惑メールではなく、企業の信頼関係や組織の体制につけ込む高度な社会的エンジニアリング攻撃です。


📋 2. どういう内容?代表的な手口

詐欺メールの内容には、次のようなパターンがあります

🔹(1)緊急の送金指示

「急ぎ対応してほしい」「外部支払いを今すぐやってほしい」などと言って、振込を指示します。

🔹(2)秘密性を強調

「内密に」「他言無用」などと書いて、従業員に冷静な判断を妨げます。

🔹(3)SNS・グループ誘導

LINE や Teams など外部のコミュニケーションツールに誘導して、アカウント情報やグループ参加を促す手口。

🔹(4)メールアドレスの偽装

正規に見えるものに似せたドメイン(例:company.co→company-com)で偽装して送信することが多いです。


📌 3. 事例紹介(国内外)

国内の事例

  • 実際に社長名を騙って送金指示が届いたケース
    全国で「業務で大金が必要」などと送金指示が送り付けられ、被害が発生

海外での被害例

  • Children’s Healthcare of Atlanta
    CFO を装ったメールで約 360 万ドル(約4 億円) をだまし取られた。
  • 不動産会社で 3800 万ユーロ(約50 億円)被害
    国際詐欺グループが偽送金で巨額を奪取。
  • 教会プロジェクトで約 79 万ドル の被害例も。

これらの例は全て BEC 詐欺として報告されている典型的な事例です。


🎯 4. なぜ狙われやすい?(ターゲット)

詐欺側が狙うのは次のような組織・立場の人です

経理・財務担当者
送金や支払い権限があり、指示に従いやすいため狙われやすい。

中小企業・従業員体制が脆弱な企業
承認フローが曖昧な会社では詐欺に引っかかるリスクが高い。

担当変更や新人が多い組織
上司の署名やパターンを知らないため判断ミスが起きやすい。


🛑 5. 詐欺だと判断するポイント(チェックリスト)

詐欺メールを見抜くには、次のような 確認ポイント が重要です

🔎 (A) 送信元のメールアドレスを確認

表示名だけで判断せず、ドメインが公式のものと一致しているか確認しましょう。

🔎 (B) 緊急度・秘密性を強調していないか?

本当に急ぎであれば、電話や実際の社内連絡手段で確認します。

🔎 (C) 不自然なリンクや添付の有無

怪しいリンクや添付ファイルは開かないこと。

🔎 (D) 送金先が普段と異なる

指定された口座や振込手順が通常と違う場合は要注意。


🧠 6. 気を付けるべきこと(対策)

詐欺被害を未然に防ぐには、次のような対策が効果的です:

✔ 社内で 2 段階認証や電話確認ルール を定める。
定期的なセキュリティ教育 を行う。
✔ 送金や情報提供の 承認フローを明確化
✔ 怪しいメールは 社内で早めに共有 して注意喚起。


📌 まとめ

いわゆる「社長メール」詐欺(CEO詐欺/BEC)は、偽装・緊急性・心理的プレッシャーによって従業員を騙し、金銭や情報を狙う犯罪です。
見分け方や対策を身につけることで、被害を大きく減らすことができます。

実際に自分には届かなくても、日ごろからどのような対策をとると被害を防げるのか、考えてみることも大切ですね。
まずは一人で対応しようとせずに誰かに相談してみるのも大事な対応策の一つです。

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