気づかぬうちに「上書きモード」!?入力ミスの原因と対策
パソコンで文字を追加入力していると、突然今まで入力されていた文字が消えていくような現象に遭遇したことはありませんか?
実はそれ、「上書きモード」になっている可能性があります。通常は「挿入モード」で、カーソル位置に新しい文字を差し込んでいきますが、「上書きモード」になると、既存の文字が新しい文字で上書きされてしまうのです。
このモードに切り替わる原因の多くは、キーボードの「Insert(Ins)」キーを誤って押してしまうことです。
ノートパソコンなどでは他のキーと一体化していたり、Backspace(バックスペース)キーやDelete(デリート)キーの近くにあるので知らないうちに押してしまうことも少なくありません。
特に文章入力中に文字がどんどん消えてしまうと、気づかずに内容が書き換わってしまうため、非常に厄介です。
対策としては、まず「Insertキー」の存在を知っておくこと、そして変な挙動に気づいたら「Insertキー」を一度押してみることが有効です。
「Insertキーを押す」これだけで、上書きモードと挿入モードが切り替わります。
入力中の文字が少し下がって入力されるといった場合も上書きモードになっていないか確認してみてください。
また、一部のソフト(例えばWordなど)では、ステータスバーに「挿入」や「上書き」と表示されるので、それを確認する習慣をつけましょう。うっかりミスを防ぐためにも、入力モードには常に注意を払いましょう(^_-)-☆
