E.T.の日

12月4日は「E.T.の日」です。これは1982年のこの日に、スティーヴン・スピルバーグ監督による映画『E.T.』が日本で公開されたことを記念して制定されたものです。『E.T.』は、地球に取り残された宇宙人と少年エリオットの友情を描いた物語で、公開当時から世界中で大きな反響を呼びました。日本でも公開直後から社会現象とも言える人気を集め、観客動員数は1000万人を超え、15年間にわたり最高配給収入記録を保持しました。アメリカでも3億ドルを超える興行収入を記録し、当時の映画史上最大のヒット作となったのです。

作品タイトルの「E.T.」は “Extra-Terrestrial”(地球外生命体)という英語の略称です。映画の中で少年エリオットが、「E.T.」と呼ぶ場面もあり、この呼び方が世界中に広まりましたが、「E.T.」は名前ではなく、種族や存在を示す言葉であり、彼自身の固有名詞ではないです。

E.T.の日のイラスト

この作品の魅力は、単なるSF映画にとどまらず、友情や家族愛、異文化理解といった普遍的なテーマを描いている点にあります。エリオットとE.T.が心を通わせる姿は、言葉や種族の違いを超えて人と人ならぬ存在が理解し合えることの象徴であり、観客に深い感動を与えました。特に「E.T.、家に電話する」というセリフは世界的に知られる名言となり、映画史に残る象徴的な場面として語り継がれています。

日本においても『E.T.』は文化的なインパクトを残しました。公開当時は映画館に長蛇の列ができ、子どもから大人まで幅広い世代が作品に夢中になりました。今でも「異なる存在を受け入れることの大切さ」を伝える教育的価値を持つ作品として、学校や家庭で語られることがあります。40年以上経った今もなお、E.T.とエリオットの物語は世代を超えて愛され続けているのです。

「E.T.の日」を迎えるたびに、私たちはこの映画が持つ普遍的なメッセージを思い出すことができます。家族や友人と一緒に映画を観返すのも良いでしょうし、当時の映画史や社会背景を振り返ることで、作品の持つ意味をより深く理解することもできます。映画を通じて感じる温かい友情や絆は、現代社会においても大切な価値を教えてくれるものです。12月4日は、ただの公開記念日ではなく、人と人ならぬ存在との絆を思い出す日として、心温まる時間を過ごすきっかけになりますね。

そして今では、映画館に足を運ばなくても動画配信サービスを通じて『E.T.』をはじめとする名作を簡単に楽しむことができます。
映画を家で見たいという方は、試してみてくださいね。やり方がわからな場合は、教室スタッフにご相談ください。

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