冬の寒さ本番「小寒・寒の入り」と寒中見舞い〜季節を感じる暮らし方〜

今日は1月5日で、暦では「小寒(しょうかん)」です

これは二十四節気(にじゅうしせっき)のひとつで、冬の寒さがより本格化する頃を示す季節の区切りです。毎年1月5日ごろから始まり、1月19日ごろまでの約2週間が小寒とされ、この初日を「寒の入り(かんのいり)」といいます。寒の入りは「寒さが本格的になる入り口」を意味し、ここから約30日間は「寒中」「寒の内」と呼ばれ、冬の最も厳しい寒さの時期が続きます。

暦のうえでは、春は立春(今年は2月4日)で始まりますが、小寒から立春の前日までは気象的にも冬真っ只中。気温は低く、風が冷たくなる日も多く、体感的には一年で最も寒さが厳しく感じられる期間でもあります。空気が乾燥しやすいため、風邪やインフルエンザの流行にも注意が必要です。屋外では防寒着やマフラー、手袋でしっかり体を守り、室内では適切な暖房と加湿も心がけましょう。

この時期には、寒さを楽しみながら季節の移ろいを感じる伝統行事もいくつかあります。例えば、1月7日の「人日(じんじつ)の節句」には、七草を入れた七草粥を食べて無病息災を願います。お正月の食べ過ぎで疲れた胃腸を休め、春の息吹を感じられる七草の栄養を取り入れる知恵です。

また、寒さの厳しい時期を精神的・体力的に乗り越えるために、武道や芸事の世界では「寒稽古(かんげいこ)」が行われることもあります。寒い空気の中で稽古に励むことで、心身を鍛える伝統的な修行です。稽古中には不思議と寒さを感じないものです。

そして、小寒から立春の前(節分:今年は2月3日)までの期間に欠かせないのが、「寒中見舞い」という季節の挨拶状です。本来はこの寒さ厳しい折に相手の健康を気遣うために送られるもの。年賀状を出しそびれた人へのお返事や、喪中で年賀状を出せなかった方へのご挨拶としてもよく使われます。送る際は賀詞(めでたい言葉)は避け、「寒さ厳しき折、お身体を大切に」というような落ち着いた言葉で相手を思いやる文章を添えるのが一般的です。

寒さの中にも日本の季節感が詰まった小寒・寒の入り。日々の暮らしの中で、暦や季節の行事に目を向けることで、自然と寄り添いながら健やかに冬を過ごすことができます。今年の冬も、体調に気をつけながら、暖かな時間を大切に過ごしましょう。

まずは、寒中見舞いの作成から?!

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