【発火事故を防ぐ】モバイルバッテリーの安全な選び方・使い方・廃棄の仕方

スマートフォンが生活必需品となった今、モバイルバッテリーは外出時や災害時に欠かせないアイテムです。しかし近年、充電中の発火や破裂といった事故がニュースで取り上げられることも増え、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。事故の多くは、リチウムイオン電池の特性や誤った取り扱いが原因です。安全に使い続けるためには、「選び方」「使い方」「捨て方」を正しく理解することが重要です。

モバイルバッテリーの
安全な選び方・使い方・廃棄の仕方
のイメージイラスト

1. 安全性を最優先に!失敗しないモバイルバッテリーの選び方

● PSEマークの確認は必須
日本で販売されるモバイルバッテリーには、電気用品安全法に基づくひし形の「◇PSE」マークの表示が義務付けられています。2019年以降、このマークがない製品の販売・輸入は禁止されているため、購入時には必ず確認しましょう。
● 保護機能の有無
過充電・過放電・ショート・温度上昇などを防ぐ保護回路が搭載されているかチェックしてください。特に安価すぎる製品や中古品は、保護機能が不十分な場合があります。
● 製造元・仕様の明記
製造事業者名、容量(mAh)、電圧などが本体やパッケージに明記されている製品を選びましょう。情報が曖昧なものは避けるのが安全です。

2. 発火リスクを避けるための正しい使い方
安全な製品を選んでも、使い方を誤れば事故につながります。以下のポイントを習慣にしましょう。

● 高温環境に置かない
真夏の車内、直射日光の当たる場所、暖房器具の近くなど、高温になる場所は危険です。バッテリーが膨張・劣化し、発火の原因になります。
● 充電中は熱をこもらせない
布団やクッションの上で充電すると熱がこもりやすく危険です。通気性の良い場所で充電しましょう。
● 充電中の使用は避ける
充電しながらスマホやモバイルバッテリーを使用すると、発熱が増え、内部の温度が急上昇することがあります。特にゲームや動画視聴など負荷の高い操作は危険です。
「充電中は使わない」を基本にすると、バッテリーの寿命も延びます。
● 強い衝撃を与えない
落下や圧力で内部の電池が破損すると、ショートや発火につながります。バッグの底に無造作に入れる、尻ポケットに入れたまま座るなどは避けましょう。
● 指定の充電器を使う
付属または指定された電圧の充電器を使用してください。不適切な充電器は過電流を引き起こす可能性があります。
● ケーブルの劣化にも注意
断線したケーブル、被覆が破れたケーブル、端子が曲がったケーブルはショートの原因になります。異常があればすぐ交換しましょう。
● 異常を感じたら即使用停止
「異常に熱い」「膨らんでいる」「異臭がする」などの症状があれば、すぐに使用を中止し、充電をやめてください。

3. 正しい廃棄方法(絶対に家庭ごみに出さない)
モバイルバッテリーは可燃ごみ・不燃ごみとして捨ててはいけません。収集車や処理施設で発火事故が起きる危険があります。

● リサイクル回収ボックスを利用
以下の場所に設置されている「小型家電リサイクル回収ボックス」を利用しましょう。
・家電量販店(ヨドバシ、ビックカメラなど)
・ホームセンター(カインズ、コーナンなど)
・市区町村の公共施設
自治体によって回収場所が異なるため、公式サイトで確認すると安心です。

4. 長期保管のポイント
災害用に保管する人も多いため、以下も覚えておくと安全です。
・満充電のまま放置しない(劣化しやすい)
・20〜60%程度の残量で保管
・高温多湿を避ける

モバイルバッテリーは、正しく選び、正しく使い、正しく捨てることで、私たちの生活を安全に支えてくれる便利なツールです。今日からぜひ、これらのポイントを意識して、安心して使えるデジタルライフを送りましょう

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