包丁研ぎの新常識?
今日のテレビでもやっていた、包丁研ぎの、目からうろこの技は、「新聞紙で研ぐ」というもの。
広げた新聞紙の上に包丁を置き、包丁の峰の方に引いて刃先をなでる!というのがざっくりした方法。
新聞紙の黒インクに研磨剤と同じ炭素成分が含まれているからとの事でした。
包丁研ぎで最初に教わったのは、①砥石に10円玉が1枚入るくらいの角度をつけて包丁を置き、一方向に(峰に向って)研ぐというもの
次に教わったのは、②角度を付けずに、砥石の上に包丁をペタッと置いて研ぐというもの。この時は一方向にという事で峰の方向へではなくても良かったような気がします(現在はアレンジしているのでそう思っているだけか)
その次は、③陶器の糸底に包丁の刃をこすりつけて一方向に(峰に向って)研ぐというもの。
今回それらの方法に加えて、④新聞紙で一方向に(峰に向って)、という方法
どれが自分にピッタリかは、近くに道具があるものが優先されそうですが、新聞紙は一度試してみたいと思いました。
ただし、包丁を研いだ後にすぐ使うと金気が出て、金属臭が食品に移ることがあるので、ご注意ください。
ちなみに、わたくしは、使い時に切れないのだから、今すぐ研いで使いたいという事で、研いだ後、無理やり中性洗剤で洗ってそのまま使う事はありますが…。
気が向いたときは②の砥石で、角度を付けずに置いて研ぐ(中砥と仕上げ砥が一緒になっているものを使っています)
今すぐ切れない包丁を使うという時は③食器の底のざらざらしている所にこすりつけて研ぐという方法でやっていますが、今度は新聞紙も選択肢にはいるかも。
切れるようになったかは、親指の腹で確認したり、爪の上に刃を載せて滑るか滑らないかを試したものでしたが、近頃は、キッチンバサミが大活躍なので多少切れ味がなまっても、研がなくなってきています、チャンチャン。