【Office】保護ビューでは編集ができない
ワード・エクセル・パワーポイントなどで、他人からもらったデータや、インターネットや社内サーバーからダウンロードしたデータを開いた場合、タイトルバーに「保護ビュー」とついていることがあります。
この保護ビューは、パソコンをウィルスや悪質なマクロなどから守るために存在するもので、こちらからの編集を一切受け付けない閲覧のみの状態に強制的にする機能です。
保護ビューの状態ではデータを編集や保存することができませんので、タグの下あたりにある、黄色い「保護ビュー」と書かれている右側にある「編集を有効にする」ボタンをクリックして、編集ができる状態にしましょう。
もちろん、怪しいデータでしたらそもそも開かないことをお勧めいたします。
Officeソフトの性質上、どうしても保護ビューは出てきてしまいます。あまりお勧めはできませんが、これらの保護ビューを最初から解除する方法もあります。こちらは、各Officeソフトのオプションにある、「セキュリティセンター」→「セキュリティ センターの設定」→「保護ビュー」の中にある項目のチェックを外すことにより、設定ができます。
こちらの設定をしてしまうと、もしファイルに問題があった場合にも、通常通りデータを開けてしまいますので、注意が必要です。
データを編集する際に「編集を有効にする」ボタンをクリックするひと手間はありますが、パソコンのほうが大事ですので、「よくわからない」と思った方は特に、こちらの設定はいじらないほうがいいかと思います。
★どのようなときに「保護ビュー」になるのか?
保護ビューは主に、「インターネットからのダウンロード」の時に出てきます。たとえば、役所などのホームページからテンプレートをダウンロードしたとき、お仕事などでメールでデータを受信したとき、社内サーバーという安全なところに保存はされているが、元のデータがインターネットからダウンロードしたものであるときなど、様々なシチュエーションで出てきます。