知っておきたい、インターネットの広告の3つの決まり

インターネットを見ていると様々な広告を目にしますね。

今や、無料のサービスやネット記事には、広告の無い物はないといっても過言ではないほど、広告だらけのインターネットの世界です。

しかし、この広告にもいくつかの決まりごとがあり、それを遵守しなければなりません。

そんな広告に関する決まり事を3つご紹介しますね。

誇大広告・優良誤認となる広告は法律で禁止されている

例えば、「1日で5kg痩せるドリンク」「1ヵ月で1000万円稼げる」といった数値を出している広告には特に注意が必要です。優良誤認とは、本当の効果よりも著しく高い効果を出している広告の事で、誇大広告は事実と異なる広告の事です。実際にありえない数値や「効果には個人差があります」の一言で終わらせてしまう悪質な広告にご注意ください。

世界一!日本一!No1!などの最大表記に注意

こういった「一番」の表記は、「明確な根拠がない限り、使ってはいけない」ことになっています。例えば、A村で1軒だけある飲食店Bが、「A村で一番おいしい飲食店」と言ったら、それは1軒しかないので事実ですし、「比べる店がない」という根拠もありますが、「A村に最近新しい飲食店Cができました」となったら、「一番おいしい」明確な根拠がない限りは、飲食店Bは「A村で一番おいしい飲食店」とは言えなくなります。インターネット上の広告でも同じことで、「日本一の○○!」と大きく出る広告は、相当あやしいか、確実な根拠があるかのどちらかです。

医薬品のレビューは禁止!?医薬品・健康食品・化粧品の広告はかなり特殊!

よくある医薬品・健康食品・化粧品は、承認された効果以外の効果効能を表記することが禁止されています。
また、医薬品に関しては特に厳しく「レビューをしてはいけない」というものが法律にあります。
つまりAmazonや楽天などで販売されている「医薬品」とされている物は、レビューされたら、きちんと業者が対応して本来削除していなければならにのです。それを放棄している業者は基本的に「信頼できない」と考えても間違いではないと思います。

インターネット販売で医薬品を取り扱う業者が増えてきた昨今、いろんな情報に惑わされず、信頼できるお店を見つけていきたいですね。

その他にも、○○業界(例えば、住宅業界、観光業界などなど)での広告ルール等、様々な業界ごとの細かな決まりがあります。
もし、広告を作る側になる場合は、こういった表現に気を付けないとなりませんし、広告を見る側としては、だまされないように注意しないといけません。
しかし、こういった数値で騙そうとしてくる広告は意外と多いです。健康食品はもちろんですが、金融でしたり、最近は投資等のいわゆる「ウマイハナシ」にも悪質な業者はゴロゴロいます。

広告の「ルールを知る」ことによって、購入するかどうか・信頼できるかどうかを判断する一つの材料にしてみてくださいね。


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