【Excel】関数のエラー!?多すぎる引数って何?
数式バー等で関数を入れていると、Enterキーで確定をしてもエラーで進めない場合があります。
エラーの中で最もポピュラーなものといえば「この関数に対して、多すぎる引数が入力されています。」というエラーです。
このエラーがなぜ出てくるのかというのを、本日は解説していきます。
引数って何?
引数とは、関数の中で「,」(カンマ)で区切られたセル番地や関数・計算・数値の事を指します。
例えば、IF関数の公式は「=IF(論理式,真の場合,偽の場合)」といったものになりますが、引数というのはIF関数でいうと「論理式」「真の場合」「偽の場合」の事を指します。
IF関数は、このように、全部で3つの引数を使うことができます。
この引数は、関数によって使用する個数が変わり、OR関数・AND関数のように、たくさん追加することができるような関数もあれば、IF関数のように「上限3つ」などと決められている物もあります。
IF関数のような、個数が決められている関数に対して、区切っている記号である「,」(カンマ)が指定されている個数より多かった場合に、このような「この関数に対して、多すぎる引数が入力されています。」が出てきます。
「この関数に対して、多すぎる引数が入力されています。」が出て来た場合の対処法
上記の理由から、このエラーが出た場合は、どこかの関数の,(カンマ)が多いという事になります。
単純な関数で見つけやすかったらいいのですが、沢山の関数のネストがあり、どこで多くなったのかが分からない場合は、関数のダイアログボックスを一つ一つ見直すことをお勧めします。
関数のネストの場合のダイアログボックスを再表示させる方法
数式バーのダイアログボックスを出したい関数をクリックしてから、数式バーの左側にある「fx」ボタンをクリックします。