【Excel豆知識】日付の数値ってなんだろう?存在しない1900年2月29日とは?
今日はExcelの豆知識です。
Excelで日付を入力すると、たまに日付じゃなくて数値になってしまうことがあります。この数値、いったい何だかご存知ですか?
実はこの数値、1900年1月1日から数えた日数なのです。
このように、1を表示させている状態でそれを日付形式に変更すると、1900年1月1日になりますね。
しかし、ここで問題発生!!
その問題とは……
試しに、正確な日数を専用の計算機でカウントしてみます。
日付の計算を実際に行うと今日は1900年1月1日から数えて44146日ですね。
これを入力して表示形式を変更すると……
1日ずれてますね……
実はこの数字、1900年2月29日が存在している数字なのです。
実際のところは1900年はうるう年ではないため、2月29日は存在しません。
ですが、システム上どうしてもカウントされてしまいます。1900年2月29日は、1月1日から数え始めて60日。実際に入力してみると……
この通り、うるう年になってしまいます。
これは直し方などは存在しないので「Excelのバグで、そういうものだ」と思って頂ければと思います。不思議ですね。
というわけで、確かにこの数値は、1900年1月1日からのカウントなのですが、実際には1900年3月1日を61として換算した数値となります。
日付を入れていても、Excelはちゃんと数値で見ていることがわかります。だから日付の計算ができるんですね😊
以上、もしかしたらどこかで話題にできるかもしれない、Excelの豆知識でした!