【Excel基礎】「値の貼り付け」の違い
Excelのコピーと貼り付けには、いくつか種類がありますが、その中でも今回は「値」に注目して貼り付けの違いを見ていきたいと思います。
目次
「値」の貼り付け3種類
- 値
- 値と数値の書式
- 値と元の書式
値の貼り付けは、数式にとらわれず、現在見えている数値(値)を張り付けします。例えば、コピー元の数値が、関数などを駆使した結果、見えた数値が「100」だった場合、「値」を貼り付けることによって「100」だけが残って貼り付けられ、関数や計算式まではコピーされません。
「値」
値の貼り付けは、図のような結果になります。書式は貼り付かず、中の数値だけコピーされます。日付やパーセンテージなどの数値の書式も貼り付きませんし、もちろん、赤字や太字といった、フォントに対する書式も外されます。
「値と数値の書式」
値の貼り付けと違い、パーセンテージなどの「数値の書式」は残ります。フォントに対する書式は外されます。
「値と元の書式」
値と元の書式で貼り付けをすると、文字通り、数値の書式とフォントに対する書式両方が残されます。いわゆる、普通のコピーとなりますが、あくまでも値のあり付けになりますので、計算だけは「式」ではなく「結果のみ」の貼り付けとなります。
値と数値の違い
上記の貼り付けでわかってきたこともあるかと思いますが、値は「文字列」や「数値」を含むものです。「数式」に関しても、出てきた結果は「値」となります。
数値は「値」に含まれる数の値の事を指します。これらの数値は、「数値の書式」によって、通貨の単位となったり、日付になったりと、変更することができます。