【パソコン】「Tabキー」を使って入力を便利に!

パソコンを使ってちょっと細かい操作をしようとすると、「マウスを思ったように動かせない…」と感じることはありませんか?マウス操作は慣れるまで少し時間がかかりますし、指先が思うように動かない時もありますよね。でも大丈夫!実は、キーボードにある便利なキー、「Tab(タブ)」キーを使うと、マウスを使わなくてもパソコンをサクサク操作できる場面がたくさんあります。

パソコンのキーボードのTabキー

キーボードの左側にある「Tab(タブ)」と書かれたキー、このキーは、まるで「次へ、次へ」と道案内をしてくれるような役割を持っています。
インターネットの入力欄を移動する時インターネットで何か検索したり、お買い物サイトで住所や名前を入力したりする時を思い出してください。例えば、「お名前」「ご住所」「電話番号」と、続けて情報を入力する欄がありますよね。通常は、一つ入力するたびにマウスで次の入力欄をクリックして移動します。でも、「Tab」キーを使えば、その手間が省けるんです!「お名前」を入力したら、マウスに手を伸ばさずに「Tab」キーをポンと押してみてください。すると、自動的にカーソル(文字を入力するための点滅する棒)が「ご住所」の欄に移動します。また入力して「Tab」キーを押せば、次の「電話番号」の欄へ。このように、キーボードから手を離さずに次々と入力欄を渡り歩けるので、とてもスムーズです。

画面のボタンや項目を選ぶ時インターネットを見ていると、「同意する」ボタンや「次へ」ボタン、または複数の選択肢の中から一つを選ぶ場面が出てきますよね。このような時も「Tab」キーが活躍します。画面上の文字入力欄だけでなく、目に見える操作可能なボタンやリンクなども、「Tab」キーを押すたびに順番に選択されていきます。目的のボタンが青くハイライトされたり、点線で囲まれたりして、「今、ここを選んでいるよ」と教えてくれるはずです。

もし「あっ、一つ前に戻っちゃった方が良かったな」という時は、「Shift(シフト)」キー(Tabキーのすぐ下にある、矢印が上を向いたキーです)を押しながら「Tab」キーを押してみてください。すると、一つ前の項目へ戻ることができます。

「Tab」キーを使うと、マウスとキーボードの間で手を動かす手間が省けるので、作業効率が上がります。また、長時間パソコンを使う場合、マウスばかり操作していると手首や肩が疲れることがあります。キーボード操作も組み合わせることで、体の負担を減らすことができます。もしマウスが一時的に使えなくなったとしても、キーボード操作ができれば、最低限の作業を続けることができます。

「Tab」キーは、地味な存在に見えるかもしれませんが、知っているとパソコン操作が格段に便利になる、まさに縁の下の力持ちのような存在です。
まずは、インターネットの検索画面や、何か登録する画面などで、意識的にこのキーを使ってみてください。慣れてくると、マウスに頼らずスイスイと操作できるようになるはずです。

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