食中毒を防ぐ!「3原則」と正しい手洗い+乾燥で清潔をキープ

梅雨間近でだんだん湿度も気温も高くなってきていますが、食中毒は、気温や湿度が高くなるこの季節に特に注意が必要です。
予防の基本となるのが「食中毒予防の3原則」――「つけない」「増やさない」「やっつける」です。

「つけない」は、細菌を食品や手に移さないこと。調理前やトイレの後の手洗いはその代表です。
「増やさない」は、冷蔵保存などで細菌の繁殖を防ぐこと。
「やっつける」は、加熱や消毒で菌を死滅させることを指します。(加熱しても死滅が難しいウェルシュ菌など、食品の見た目が変わらない場合もあります)

中でも「手洗い」は最も身近で重要な予防策。しかし、正しく洗っても“しっかり乾かさない”と効果は半減してしまいます。

ある研究によると、手を拭くことで、手洗いの際に洗い流せなかった細菌や、手の表面に残った水分を拭き取ることができます.。手洗い後に自然乾燥した手には、乾くまでの間に残っていた細菌が繁殖するなど、まだ多くの細菌が残っているのに対し、清潔なペーパータオルで手を拭いた場合は、細菌の数が大きく減少することが分かっています。実は、「乾いた手」こそが清潔なのです。

また、共用の布タオルは湿っていると細菌の温床になりやすいため、一人一枚のペーパータオルや、使い捨てタオルがおすすめです。

アルコール消毒する場合も、濡れた手のまま消毒すると、せっかくの消毒液が薄まってしまい効果が半減してしまいます。

「手を洗ったから安心」ではなく、洗った後にどう拭くかまでが手洗いです。食中毒を防ぐためには、3原則の実践に加え、一人一人が「正しく洗って、しっかり拭く」習慣をぜひ意識しましょう。

健康でないと、学びも遊びも夢中になれませんので、この夏も、しっかり食べて元気に過ごしましょう(^_-)-☆

厚生労働省 家庭での食中毒予防 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/01_00008.html
SARAYA家庭用製品情報 ウェルシュ菌 https://family.saraya.com/kansen/chudoku/uerushu.html

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