怪談の日
今日は「怪談の日」です。この日は、「怪談」をエンターテインメントとして確立したタレントの稲川淳二さんが、自身の「Mystery Night Tour」の20周年連続公演を記念し、第1回目を行った1993年8月13日にちなんで制定しました。
「夏といえば怪談」 といわれるほどですが、何故いつでもできる怪談が、夏の風物詩になるのでしょうか?
それは、江戸時代の芝居文化が深くかかわっています。
現在とは違い、娯楽の少ない昔は、芝居といえば貴重な娯楽で、大変な人気でした。日本ではお盆になると、先祖の霊を家に迎えて供養しますが、霊の中にはこの世に恨みを抱いた怨霊や無縁仏もおり、成仏できず幽霊になって現れることもあるようです。そしてお盆の時期に行われる芝居は、「盆芝居」「盆狂言」などと呼ばれ、鎮魂の意を込め、浮かばれぬ霊の無念や苦しみを語るようになり、夏の歌舞伎の演目としても定着していきました。
またお盆の頃は、土用の時期に重なることが多かったため、一流の役者は土用休みで二流の役者しか揃わず、目先の変わった怪談や仇討ちものが多くなったといわれています。こうして怪談が夏の風物詩になったといわれています。
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