【Excel】入力されている半角数値を全角の数値に直す方法2種類
Excelで数値のみを入力したり、テンキーを利用すると、自動的に半角になります。半角で入力された文字は、計算などに使われます。
入力前の状態でしたら、先頭に「’」を付けて入力したり、セルの書式設定を「文字列」にすれば簡単に全角での入力も可能です。
今回は、既に入力されているデータを、全部半角に置き換える方法を2つ、メリット・デメリットを添えてご紹介します。
①関数で変更する
手順
- 全角に置換後の為のJIS関数を入れるセル（列・行など）を挿入する
- 挿入したセルを選択し数式バーに「=JIS(半角になっているセル番地)」を入力する
- Enterキーなどで確定する
メリット→住所などの、数字以外が含まれているセルでも、英数字だけを全角に直してくれる
デメリット→JIS関数を入れる為のセルが必要となる
②書式設定で変更する
手順
- 「ホーム」タブの「数値」グループ内にある書式設定を、「その他の書式設定」にします
- ユーザー設定の種類に「[DBNum3]0（カンマを入れる場合は[DBNum3]#,##0）」を入力し、OKボタンで確定します
メリット→JIS関数のように、JIS関数専用のセルがなくていいので、そのまま計算などに使うことができる
デメリット→住所などの、数字以外が含まれているセルの場合、機能しない
