防災グッズを確認してみよう!
先週は、災害対策のアプリ・ホームページを紹介いたしました。
今日は、具体的な避難グッズの準備の仕方について、まとめてみました。
目次
防災・避難グッズの優先順位
すぐに必要なもの、あったら便利なもの、必要ないかもしれないけど持っておきたいもの、必要だけれども持ち運びに不便なもの、後日ではあるが必ず必要なもの、どちらかというと備蓄品のもの、などなど
一言に避難グッズといっても、考えたものすべてを持ち出すわけにはいきません。
さらに、人によって必要なものの優先順位は変わってきます。自分にとっては何が必要なのかを考えながら備えていくのもまた、重要ですよね。
毎日必要なものは緊急避難グッズへ
災害が起こった際に、支援物資が届くのは概ね3日、停電から回復し、電気が通るまでだいたい一週間と言われています(ガスと水道はもっとかかる!)。首都が災害に遭うと、それも滞る可能性があります。まずは最初の1週間を生き抜く、その前に、最初の3日を生き抜くというのを考えて、緊急避難グッズを整えましょう。
最優先!持ち出すことを考えた緊急避難グッズ
- 常備薬(最低3日分、出来たら1週間分以上)・医療機器
- 水(持てるだけ(無理はしない))
- タオル(大小1枚ずつ)
- 携帯食料(最低1日分)
- 充電器(携帯電話用)
- 衛生用品(除菌ウェットティッシュ・マスク・おむつ・生理用品など)
- 替えの下着(1着分)
- ゴミ(ビニール)袋
- 保険証のコピー・現金
医療機器というのは、メガネ(コンタクトではなく、メガネがおすすめです)や補聴器、杖など、生活に欠かせない、自分の体の一部となるものです。予備があるということでしたらグッズにくわえておきましょう。
水は2Lが1本あると、とりあえずの飲料水として使えますし、空いたペットボトルは、水を汲んだりできます。合わせて折り畳みやシリコンのコップがあると便利ですね。スマホがあれば、懐中電灯の代わりにもなりますので、充電器もお忘れなく!
また、停電になるとカードやキャッシュレス決済は使えなくなります。すぐに使える、ある程度の現金も必要ですね。
衛生用品やその他のグッズは、自分や家族に必要なものを考えて厳選しましょう。
避難所の生活を考えたグッズ
- 折りたたみ椅子(踏み台)・座布団
- イヤホン・耳栓・アイマスク
- ブランケット
- 救急セット・口腔ケア(衛生用品)
集団生活におけるプライバシーは基本的にないものですが、ブランケットや避難グッズのほうで紹介したタオルなどで、ある程度の目隠しは可能です。また腰を痛めないためにも、アウトドア用品によくある、軽量の折りたたみ椅子や折りたたみ座布団も有効です。
おうちで過ごす!ライフラインがないことを考えたグッズ
- 携帯ラジオ
- カセットコンロ・ガス
- ソーラー発電(充電)機
- ウォーターバッグ・タンク
- キャリーカート(台車)
- ラップフィルム
- 非常用簡易トイレ
電気・通信がない間で情報収集ができるのは、ラジオです。ラジオ局が被災してしまうとちょっと微妙ですが、まずはじめの情報収集手段として役立ちます。
また、ライトの代わりになるスマホも、電池がなければ動きませんし、スマホは別に使うという方は、別途ランタンのようなライトがほしいですね。
あとは、水が止まった時に給水車から水を持ってくるバッグやタンク、力に自信がない方は、折りたたみカートや台車も考えましょう。
普段から考えておきたい、おうちストック品
- 非常食(保存食・缶詰・スナック・携帯食・カップ飯など)
- 飲料水(1週間~2週間分)
- 生理用品(2か月分)
- トイレットペーパー(3か月分)
コロナ騒ぎでわかった方も多いかと思いますが、非常時に品薄になりがちな紙製品は、日ごろから備蓄しておくようにしましょう。
正解はありません
冒頭でも言いましたが、人によって、必需品というのは様々です。何もない状態で「3日生きるには」、支援物資がある状態で「1週間生きるには」、ライフラインが欠けた状態で「1ヵ月生きるには」というのを考えて、家にいる、今のうちに、見直しをしてみましょう!
参考にしたサイト
価格.com 防災特集 生き抜くための防災グッズリスト
https://kakaku.com/houseware/article/bousai/