熱中症に気を付けよう!良い水分補給のしかた
最近暑い日が続きますね!初夏でこれですから、真夏ではいったいどうなってしまう事やら……
この暑さで心配なのが「熱中症」ですよね。
今回は、水分補給のタイミングと、水分のとりかた、基本的に必要な水分量のお話です。
目次
1日に必要な水分量
成人が、1日に取りたい水分量は、2リットル~3リットルといわれています。これは、生活習慣や身長・体重・年齢・体質などにもよって変化しますので、正確に何リットル、という数値は出ていません。
水分補給と一言で言っても、ただただ、たくさんの水を飲めばいいというものでもありません。飲みすぎもまた、よくないのです。
また、涼しいところにいるから大丈夫!というわけでもないので、水を意識して飲むようにしましょう。
1日に必要な水分量は、スポーツジムや病院で聞くこともできますが、そういった機会もなく、ご自身がどれくらい水分量を取ればいいのかわからない方は、こちらを目安にして頂くといいと思います。
あくまでも目安です。
その日の体調やご自身の体質・運動量などにも左右されます。
- 高齢の方で、特別運動をしていない=体重(kg)×40ml
- 高齢の方で、運動を取り入れた生活を送っている=体重(kg)×45ml
- 一般的な大人で、特別運動をしていない=体重(kg)×45ml
- 一般的な大人で、運動を取り入れた生活を送っている=体重(kg)×50ml
例えば、40代男性、体重70キロで、運動を特にしていないという方の目安は、70×45なので3.15リットル、という計算になりますね。この3.15リットルというのは、食事からとる水分も含まれています。
もちろん、運動などによって水分が失われる場合は、目安の量にかかわらず、水分をとっていくことが大切です。
「のどが渇いた」は危険サイン!?
「のどが渇いた」と思う時というのは、すでに、脱水症状の出はじめです。理想としては「のどが渇いた」と思う前に、水分補給をしてください。
水を飲む習慣がない・どんなタイミングで飲めばいいのかわからない。という方は、食事の前後にコップ1杯(200ml)を飲むだけでも1.6リットルになりますし、更に寝る前と、お風呂の前後にコップ1杯飲むと、それだけで2リットルを超えたことになります。
その他にも、買い物に行く前に一口、出勤する前に一口、帰ってきてから一杯など、習慣づけていくと、自然に水分を補給できますね。
ご自分の「のどが渇いた」という意思とは別に、定期的な水分補給をしてみて下さい。
どんな水分をとるといいの?
一言に水分、といっても様々なものがあります。
とくにオススメなのは「水」です。味が無くて飲みづらいという方はお茶でももちろん良いのですが、お茶には利尿作用のあるものなど、「外に出てしまう水」の可能性もあります。
水を体内にとどめ、活用していくことを考えると、「水」が一番効果的と言われています。
暑い日は冷えた水で体を冷やすのもよいですが、常温の水の方が飲みやすい&吸収されやすいので、キンキンに冷やすのではなく常温の水をお勧めいたします。特に、クーラーの効いた部屋にいるのでしたら、常温の方が飲みやすいと思いますよ♪
塩分も一緒に!
塩分は、多すぎると他の病気を招いてしまうなど、調整が必要です。塩分が必要、といっても、実際に必要な量はそう多くはありません。
目安としては、1日7グラム程度。これは、食事での塩分量も含んでいますので、実際に意識してとる塩分量としてはかなり少なくなるはずです。
塩飴が大体、1粒0.1グラム。メーカーでは、大体1日あたり6個、つまり0.6グラムを目安としていますが、その日の食事や運動量、ご自身の持病や体質も加味して調整しましょう。
熱中症対策の一つとして、「水分補給」しっかり行っていきましょう♪