【Word】「1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる」ってどういうこと?

【Word】「1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる」ってどういうこと?

行間の調整をする時に、以前、「1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる」のチェックを外すと調整しやすいとお伝えいたしました。

しかし、その意味を知っていた方が、チェックを入れたままの方がいいのか、外した方がいいのかも分からないですよね。

では「1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる」とはどういうことなのか…

グリッド線とは、その紙(セクション)に設定(ページ設定)された行数に応じて、自動的に割り振られた1行ごとの線です。上図でいうと、ノートで見るような灰色の横線がそれに値します。(表示タブの「グリッド線」にチェックを入れると、このようにグリッド線が表示されます)

通常文字は、何も設定しなければ、サイズが「10.5pt」となります。比較的どのフォントでも、10.5ptであれば1行分の行間となります。上図のように、MSゴシックの場合は、12ptまでは1行ですが、14ptからは2行分の行間になります。
これは、14ptの大きさにした時に、1行分のグリッド線の間には収まらない大きさになってしまったからです。

このように、フォントの大きさが、既定の1行(グリッド線)を超えてしまうと、次の1行も使った2行分の行間となりますので「行間が突然広がった」と感じてしまうのです。

同じように、14pt~26ptは2行分の行間ですが、28ptになると3行分になり、48ptですと、4行分となります。

理由はすべて一緒です。フォントの大きさがグリッド線を越えてしまったので、次のグリッド線も含めた行間の高さに変化したという事です。

ワンタッチでピッタリの行間に!「1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる」のチェックを外すとこうなります!

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