関東地方も梅雨入り
本日10日午前に、気象庁から関東甲信地方と北陸地方の梅雨入りの発表がありました。関東甲信地方は、平年より3日遅く、去年より11日早い、梅雨入りとなりました。
日本には、実は四つの梅雨があるのをご存知ですか。菜種梅雨、梅雨、すすき梅雨、山茶花梅雨と呼ばれています。
春の「菜種梅雨」は、3月頃、菜の花が咲く時期に続く長雨で、春の訪れを感じさせます。6月頃の「梅雨」は最も知られる梅雨で、湿度が高く蒸し暑い時期です。秋の「すすき梅雨」は、9月頃に見られる長雨で、台風と重なることもあります。そして晩秋から初冬にかけての「山茶花梅雨(さざんかづゆ)」は、山茶花が咲く頃に降るしとしととした雨です。これらの「梅雨」は日本の四季の移ろいを雨とともに感じさせてくれる、美しい季語でもあります。

梅雨になると、じめじめした日が続いて気分が塞ぐ日もありますが、こういった季語などを知ると、ちょっと楽しい気分になりますよね。インターネットで調べると、もっと詳しい情報なども出てくるので、是非検索してみてください。