今宵の満月はストロベリームーン

6月の満月は、「ストロベリームーン」と呼ばれています。これは、ネイティブ・アメリカンがこの時期にイチゴの収穫が最盛期を迎えることから名付けたもので、実際に月がイチゴのように赤くなるわけではありません。

しかし、湿度の高いこの季節には、地平線近くに昇る満月がほんのり赤みを帯びて見えることもあり、幻想的な名前と相まって、ロマンティックな印象を私たちに与えてくれます。

日本ではこの満月に特別な名前があるわけではありませんが、最近では「ストロベリームーン」という言葉がSNSやメディアを通して浸透し、「恋を叶える月」として若者を中心に人気を集めています。実際、「ストロベリームーンを見ると恋が叶う」という言い伝えもあるようで、大切な人と一緒に夜空を見上げたくなる日でもあります。

恋愛だけではなく、ご縁を引き寄せえる月とも言われます。

とはいえ、日本ではちょうど梅雨入りの時期。関東は昨日梅雨入りしましたね。

梅雨入りのこの時期は、雨やどんよりとした曇り空に覆われて、満月を眺めるのが難しい夜もあります。それでも、場所によっては、雲の切れ間から一瞬だけ顔をのぞかせることがあるかもしれません。

たとえその姿が見えなくても、空の向こうでは、今夜まさに満月が静かに輝いています。そして、もしその一瞬の晴れ間に出あえたなら、それはまるで奇跡のような体験です。見えても、見えなくても、人知れず巡る宇宙のリズムに心を重ねると、自分がその壮大な流れの中に生きていることを、感じさせてくれます。

ストロベリームーン(満月)は、日常の中にある、小さなロマン。たとえ雲に隠れていても、「今夜、空にはまあるい月が浮かんでいる」―そう思って空を見上げるだけで、心が少し特別になる夜です。

昨日来、線状降水帯に見舞われている地域の方は、不安な時間をお過ごしかもしれません。それ以外にも、生活や社会に不安をかかえている方々も、いらっしゃるかもしれません。

今宵、ほんのひととき、月に想いを馳せてみませんか?

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