一夜だけの夢、サガリバナに出会う——神代植物公園 温室 夜間開園のご案内
蒸し暑い夏の夜、冷房のきいた部屋にこもりがちですが・・・、そんな方にぜひおすすめしたいのが、東京都調布市にある神代植物公園の温室・夜間開園です。
日中は強い日差しの下でゆっくり植物を楽しめない季節ですが、夜ならではの静けさと幻想的なライトアップの中、ゆったりと熱帯植物を堪能できる特別なイベント。毎年人気の企画ですが、今年の見どころのひとつが、「サガリバナ」です。
サガリバナは、沖縄や奄美地方など、南国に自生する熱帯性の花木。夕方から夜にかけて甘い香りを漂わせながら、まるで花火のようなふわふわとした花を咲かせ、なんと翌朝には儚くも散ってしまいます。まさに「一夜限りの夢の花」。
神代植物公園の温室では、このサガリバナが見ごろを迎えつつあり、夜間開園の時間に合わせてその美しさを間近で観察できます。ライトに照らされたサガリバナの花姿は、昼間とはまったく異なる表情を見せてくれます。
温室の中では、ほかにも熱帯のランやバナナの葉、色鮮やかなブーゲンビリアなどが、夜の静けさの中で息づいています。五感で植物と向き合える、特別なひととき。虫の声に耳を傾けながら、ゆったりと園内を歩いてみてはいかがでしょうか。
お出かけの際は、虫除けと歩きやすい靴をお忘れなく。カメラ好きの方は、三脚を使わずとも幻想的な写真が撮れるチャンスです。真夏の夜の、ちょっとした冒険にぴったりのイベントです。

夜間開園の実施日時や入園料などの詳細は、神代植物公園の公式サイトをご確認ください。
● 神代植物公園 公式サイト https://www.tokyo-park.or.jp/park/jindai/
開催日
【日 時】 令和7年7月20日(日)、21日(月祝) ※荒天中止
17時30分~20時30分(最終入園20時)場所
神代植物公園
神代植物公園では、一夜限りの幻の花「サガリバナ」の開花期にあわせ、7月20日(日)、21日(月祝)に『大温室夜間公開』を開催します!
熱帯地方には、夜に活動する虫や動物が多く存在します。それらに花粉を運んでもらうために、夜に咲く花も数多く見られます。夜間公開では、サガリバナをはじめ夜に開花する植物、香りが強くなる植物など珍しい熱帯の植物をご覧いただけます。
大温室前では、 “バブルミネーション” (シャボン玉とライティングによる演出)や隣接する深大寺の僧侶による“声明”をお楽しみいただけます。また、人気の飲食店の出店もあります!夏の夜の贅沢なひと時をお過ごしください!
※花は予定どおり咲かないことがあります。ご了承ください。詳細情報
1.イベント概要【日 時】 令和7年7月20日(日)、21日(月祝) ※荒天中止
17時30分~20時30分(最終入園20時)
【場 所】 大温室、ばら園
【参加費】 1,000円(中学生以下は無料)※一般公開終了後、入園エリアを制限して開始いたします。
東京都公園協会【“幻の花”サガリバナと夜空を彩るバブルミネーション 】神代植物公園「大温室夜間公開」を開催!(7月20日・21日) https://www.tokyo-park.or.jp/event_search/20_21.html
※17時で正門、深大寺門は閉門いたします。夜間公開へお越しの際は、17時30分以降に正門からお入りください。
※参加費は、正門にて現金でお支払いください。キャッシュレス決済はご利用いただけません。
※年間パスポート等の入場チケットや障害者手帳をお持ちの方も有料です。
※開花状況やイベントの開催状況は公式ホームページ、または公式X(旧Twitter)をご確認ください。
真夏の夜、ほんの少し日常を離れて、植物たちと静かに語り合ってみませんか?