パスワードの安全性と覚えやすさ
「パスワード、また忘れてしまった…」「安全なパスワードを作ろうとすると、複雑すぎて覚えられないし、メモするのは怖い…」
インターネットサービスを利用する上で、パスワードは「自宅の鍵」と同じくらい大切なものです。しかし、セキュリティを意識して複雑にすると忘れてしまいがちで、逆に簡単なものにすると危険性が高まります。

今回は、「安全」と「覚えやすさ」を両立させるパスワード作成のコツをご紹介します。
1. 「複雑さ」より「長さ」を重視する
安全なパスワードの基本は、「複雑さ」ではなく「長さ」にあります。辞書に載っている単語の組み合わせや、ご自身の誕生日といった簡単なパスワードは、コンピューターを使えば数秒で破られてしまう可能性があります。
【安全なパスワード作成の法則】
・最低12文字以上を目指す
・大文字・小文字、数字、記号(!@#$%など)を混ぜる
「そんな長いパスワード、どうやって覚えるの?」という疑問はごもっともです。次の方法で解決します。
2. 「思い出のフレーズ」をベースにする
全く意味のない文字列を覚えるのは困難ですが、意味のあるフレーズをベースにすると、長くても簡単に思い出せます。
【覚えやすいパスワード作成のアイデア】
・好きな歌の歌詞や、座右の銘などの一文を選ぶ
例:「人生は山あり谷あり」
・そのフレーズをローマ字や略語にする
例:「jinseiwaYamaariTaniari」
・特定の文字を数字や記号に置き換える(パスワードの「お化粧」)
「i」を「!」に、「a」を「@」に、「s」を「$」に、「o」を「0」に置き換えるなどです
例:「J!n$e!w@Y@m@ar!T@n!@r!」
・さらに、利用するサイトやサービス名を表す記号を追加する
例:「Gメール」なら末尾に「Gm」を付けて「J!n$e!w@Y@m@ar!T@n!@r!Gm」
こうすれば、元のフレーズさえ覚えていれば、他の人に推測されにくい強力なパスワードが完成します。
3. 最も重要なのは「使い回しをしない」こと
どれだけ強力なパスワードを作っても、複数のサイトで同じパスワードを使い回すと、どこか一つのサービスで情報が漏れただけで、全てのアカウントが危険にさらされてしまいます。
・サービスごとに異なるパスワードを設定しましょう。
・どうしても覚えきれない場合は、信頼できるパスワード管理アプリの使用や、紙に控えてわからない様に保管するなど検討しましょう。
パスワード管理は、面倒に感じるかもしれませんが、大切な個人情報や財産を守るための必須スキルです。
快適で安全なデジタルライフを送るために、ぜひこの法則を実践してみてください。もし、パスワード管理アプリの使い方など、さらに詳しく知りたいことがあれば、いつでも教室のインストラクターにご相談くださいね。


