ID・パスワード手帳のススメ 使ってわかる3つのおすすめ理由

最近、ダイソーやセリアで各種IDやパスワードを記録しておくための手帳が販売されましたね。
もちろん、エクセルなどに保存してcloud保存で安全に保管しておくことも一つの手かもしれません。

このデジタルの時代に何故、手書きの手帳をおすすめするのか。
おすすめの理由を3つご紹介します。

1.情報流出に強い

今や、グーグルやマイクロソフト、Appleなど各社が、パスワードの自動保存をしてくれる時代、手帳なんていらないだろう。
確かにどんなに見破られにくいパスワードでも、こういった会社が保管してくれるなら安心してしまいますよね。
たまに「アプリ内でログインした物に関しては保存できない」という制限もありますが、それも少数です。

ではなぜ手帳なのか。それは、情報流出のリスクが格段に低いからです。
アナログの手帳は、情報流出というリスクに対してとても強いです。手帳を紛失する、泥棒に入られてピンポイントで手帳を奪われる、ひったくりに遭って手帳ごとカバンを奪われる、災害で失う、うっかり洗濯してしまう等、物理的になくさない限りはご自身の手元にあるので安心ですね。

2.使い時は機種変更やサブスク整理、財産管理(生前整理)、災害や故障・盗難等でのスマホ使用不可の際など、重要な時だけ

情報流出が心配とはいえ、たいていのスマホアプリは自動ログインになっており、普段パスワードを覚えておく必要はあまりありません。
パスワード手帳の使い時は、iPhoneとAndroidをまたぐ機種変更の時、またはアプリしか覚えていないパスワードを新機種で入力する時。
そして、財産管理やサブスク管理に必要となってくる場合が多いです。特に無料サービスのものの場合は、本人が亡くなったりなどしても、サービスが継続されている場合があります。ご家族・親戚・後見人の方にも分かり易いような形で残しておくのがベストでしょう。これはエンディングノートに近いかもしれません。
盗難や故障等でスマホが使えなくなった時等緊急時にも、電話などで咄嗟に問い合わせる・他の人(漫画喫茶・図書館等含む)のパソコンやスマホでアクセスするなど、そういった場合には登録情報つまり、IDとパスワードを覚えておく必要があります。サービスを停止させたり、クレジットカードやスマホ決済との連携を切ったり、とっさのことでもやることはたくさんあります。よりスピーディーに物事を進めるには、IDとパスワードをしっかりと覚えておく必要があるのですが、パスワードは使いまわしを推奨していません。
覚えられない場合はアナログで記録する以外に手段はないのです。

3.適当にメモするよりも整理されていて後から見やすい

既に手帳にパスワードをメモしている方も多く見受けられますが、何やらごちゃごちゃとしていたり、後から自分で見直しても「どれがどのパスワードだったけ?」となってしまう方も大変多い印象です。(これはパソコン教室ならではですが……)

記録を撮るのが苦手という方ほど、1回書いて分かり易い方がいいですよね。
そういったときほど、「パスワード手帳」は記入箇所がしっかりとしていて便利です。

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