お勧めの映画『侍タイムスリッパー』
最近観た映画で面白かったのが、『侍タイムスリッパー』です。幕末の侍が現代の時代劇撮影所にタイムスリップしてしまうというストーリーで、コメディと殺陣の迫力が見どころです。
この作品は、監督が米農家と兼業という珍しい背景を持ち、資金集めに苦労しながらも、東映京都撮影所の協力で撮影が実現しました。
自主制作でありながら本格的な時代劇の撮影に挑戦したことが話題を呼び、京都国際映画祭で観客から大きな拍手を浴びました。
上映映画館も始めは1館のみでしたが、話題を呼び全国300館以上の上映となりました。人情たっぷりな内容は「寅さん」が大好きな監督が意識したとの事。年配から子どもまで楽しめる内容です。エンドロールにも注目してください!
ストーリー
物語の舞台は幕末、京の夜。会津藩士・高坂新左衛門は任務中に落雷に遭い、気が付くとそこは現代の時代劇撮影所。江戸幕府はとっくに滅んでいることを知り、衝撃を受けます。途方に暮れながらも「斬られ役」として新しい人生を歩むことを決意し、撮影所で奮闘していく新左衛門の姿が描かれます。
Introduction/Story
Introduction
https://www.samutai.net/
映画「侍タイムスリッパー」は、「拳銃と目玉焼」(2014年)
「ごはん」(2017年)に続く未来映画社の劇場映画第三弾である。
幕末の侍があろうことか時代劇撮影所にタイムスリップ、
「斬られ役」として第二の人生に奮闘する姿を描く。
コメディでありながら人間ドラマ、
そして手に汗握るチャンバラ活劇でもある。
「自主映画で時代劇を撮る」と言う無謀。
コロナ下、資金集めもままならず諦めかけた監督に、
「脚本がオモロいから、なんとかしてやりたい」
と救いの手を差し伸べたのは他ならぬ東映京都撮影所だった。
笑いあり涙ありのストーリー展開は、きっと皆さんにも響くものがあると思います。ぜひ一度、ご覧になってみてはいかがでしょうか?