変換中に出る“虫眼鏡マーク”は何? うっかりクリックでWebが開く理由
WordやExcelなどで文字を入力していると、変換候補の右側に小さな虫眼鏡マーク🔍が表示されるのを見たことはありませんか?
最近になって「前は出ていなかったのに?」と感じる方も多いようです。(気づかなかっただけかもです。Office2019までは先頭の候補文字の横にしか出ていませんでしたが、2021からは、すべての候補文字の右側に表示されています)
実はこの虫眼鏡マーク、「Webで検索」するためのボタンなのです。
Microsoft IME(日本語入力システム)のアップデートにより、2024年ごろから順次追加された新しい機能です。
💡虫眼鏡マークをクリックするとどうなるの?
変換候補の中にある虫眼鏡マークをクリックすると、選択中の文字を 自動的にインターネットで検索 してくれます。
たとえば、「さくら」と入力して変換候補にある虫眼鏡をクリックすると、すぐにブラウザーが開き、「さくら」という言葉を検索してくれる、という仕組みです。
一見便利そうですが、意図せず開いてしまうこともあるので注意が必要です。
⚠️クリックしか選べない!? 操作上の注意点
この虫眼鏡マークは、マウス操作でしか選択できません。
キーボードの矢印キーで選んでも反応しない仕様になっています。
そのため、普段から変換候補をマウスでクリックして確定する癖がある方は要注意です。
うっかり虫眼鏡の部分をクリックしてしまうと、
文字が確定する代わりに ブラウザーが起動してWeb検索画面に飛んでしまうことがあります。
当教室の生徒様の中にも、「何度やってもWebが開くんです!」と不思議に思っていた方がいらっしゃいました。
原因はまさに、この虫眼鏡マークだったのです。
✅気をつけたいポイント
- 変換を確定するときは Enterキー を使う
- マウスで候補を選ぶときは、虫眼鏡部分を避けて文字部分をクリック
- Web検索をしたいときだけ、虫眼鏡をクリック
この3つを意識しておくと、意図しないブラウザーの起動を防げます。
🌸まとめ
虫眼鏡マークは、便利な検索ショートカットですが、普段の入力操作ではうっかり押してしまいやすい位置にあります。
ついついマウスで変換候補をクリックする方は、「文字の部分だけクリックする」ことを意識してみてくださいね。
ちょっとした工夫で、入力中のストレスがぐっと減ります✨


