アカウントのIDにメールアドレスが使われる理由
インターネットを使っていると、「アカウントを作成してください」と言われることがよくあります。でも、「そもそもアカウントって何?」と感じている方も多いのではないでしょうか。
アカウントとは、インターネット上の“自分専用の名札”のようなものです。サービスごとに名札があり、
・ID(誰かを見分けるためのもの)
・パスワード(本人かどうかを確かめる合言葉)
を使って確認しています。

最近は、多くのサービスで、メールアドレス=IDとして使われていることが多いです。
アカウントを設定する際、 IDとして使うメールアドレスは、同じものを使っても大丈夫です。
たとえば、ネットショッピング、地図や検索サービス、動画サービスなど、これらで同じメールアドレスをIDとして使うのは問題ありません。
「IDが同じ=同じ会社・同じサービス」ではありません。ここは、特に注意したいポイントです。
たまに、「ドコモメールを使っているから、全部ドコモのサービス」「グーグルを使っているけど、メールがドコモだからドコモのもの」と勘違いされる方がいらっしゃいます。メールアドレスは、あくまで「連絡先」「名札の名前」のようなものです。
たとえば、ドコモのメールアドレスを使って、Googleのサービス、ネット通販や別の会社のアプリに登録することは、ごく普通のことです。
メールアドレスが同じでも、サービスの中身や会社は別という点が大切です
メールアドレスをIDにすると、「IDを別に覚えなくていい」というメリットがあります。
特にパソコンやスマホに慣れていない方にとっては、覚えるものが少ないことが安心につながります。
パスワードを忘れたときは、「登録したメールアドレスにお知らせが届く」という仕組みが多く使われています。
IDと連絡先が同じなので、分かりやすいのです。
「IDもパスワードも、全部同じではいけないのですか?」と、聞かれることがあります。
結論から言うと、セキュリティ的におすすめできません。
メールアドレス(ID)は同じで構いませんが、パスワードまで同じにしてしまうのは危険です。
ひとつでも情報が漏れてしまうと、他のサービスも使われてしまう可能性があります。
これは、「家も車も金庫も、全部同じ鍵」のような状態です。
教室でお伝えしている安心ポイント
・メールアドレスはIDとして同じものを使ってよい
・サービスはそれぞれ別物と考える
・パスワードはサービスごとに少し変える
・無理せず、安全な形でメモを残す
アカウントとは、インターネット上の自分の名札です。メールアドレスは、その名札の名前として使われています。
「メールアドレスが同じでも、サービスは別」「パスワードは同じにしない」この2点を覚えておくだけで、インターネットはぐっと安心になります。
少しずつ、自分のアカウントの管理に慣れていきましょう。

