梅雨入り後に注意したい、静かな熱中症
曇っていると、最高気温も上がりにくく、まだ涼しいと油断してしまいがちです。
曇りや雨が多いと、当然、大気に水分が多くなります。つまり、湿気(湿度)です。
ダイキンの調べによると、湿度が30パーセント程度であれば熱中症リスクの危険が出てくるのは気温33℃以上となっておりますが、湿度が100パーセントだと、気温が25℃でも熱中症のリスクがあるとされています。
少しでも、熱中症のリスクを下げるのには、この湿度対策も大変重要なことがわかりますよね。
湿度を下げるときは、エアコンの除湿機能を使ったり、除湿器を導入するといった方法が一般的です。
こういったものがない場合は、窓を開けるなどの換気+サーキュレーターで風を回すといった工夫が効果的と言われています。
湿度を下げたいけど、除湿器もないし、換気しても雨だから……というときは、室内に凍ったペットボトルなどをおいておくと、結露で表面に湿気があつまり、水滴となります。これをふき取ることで、わずかばかりですが、湿度を下げることが期待できます。
梅雨時は特に湿度が高く、熱中症といえば気温ばかりに目が行きがちですが、体が気が付かないからこそ、よりいっそう気を付けていないと簡単に体調を崩してしまいます。
もちろん水分・ミネラルの補給も大切です😊
部屋ごとに温度・湿度計を設置する。水分補給のタイミングがわからない場合は、タイマーをセットするようにする。など、効率的な工夫を癖づけておくと、夏場でも役に立ちますよ!