長いフォントの名前の意味と、見分ける為の3つのポイント ~例:HGP創英角ゴシックUB~

ワードやエクセルを使っていると、なが~いフォント名に苦労している…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。パソコンによってはいくつものフォントが入っていて、どこを見ればいいのかわからない…なんていう事も。

今回は長い名前の代表格「HGP創英角ゴシックUB」を例題に、フォントの名前を分解&どこを見ればいいのかというのを考えていきたいと思います!😊

「HGP創英角ゴシックUB」を分解すると……

「HGP創英角ゴシックUB」は「HG」「P」「創英」「角ゴシック」「UB」の5つの要素に分かれます。
HGはリコーが出していることを指します。Pはプロポーショナルフォントといって、無駄な余白を取り除いた文字の事で、1枚の紙により多くの文字を入れたい時などに使用します。創英は、創英企画が作ったものを指します。角ゴシックはフォントの形に関する名称です。UBは太さに関する事で、Ultra(とても)Bold(太い)という意味です。

プロポーショナルフォントや太さ、形に関しては、たくさんのフォントを出している会社でしたら「当社比」になります。

フォントを比べる時に、どこを見ればいいのか

ここでポイントとなるのは3つあります。

  • プロポーショナルフォントであるかどうか
  • どのような形のフォントか
  • どれくらいの太さか

この3つです。つまり「HGP創英角ゴシックUB」の場合、ポイントとなるのは「P」「角ゴシック」「UB」の3つになります。

どのフォントでも、比較的社名の次にP→フォント名→太さの順番に並んでいることが多いです。
社名がない場合はフォント名→P→太さとなっている場合もあります。
また、個人でフォントを作っている場合は、1種類のみ配布が基本です。名前に関しても「フォント名」のみとなっている場合が多いので、会社で作っているものなのか、個人で作っているものなのかを見分ける時に参考になります。

また、フォントに関しては、印刷してみた感じとディスプレイの感じが違う……なんていう場合もあります。
これはもう、一度出力してみるしかないので、もし、お仕事などで、ワードやエクセル、パワポで入稿したいデータがあるという場合は、入稿前に一度印刷して確認してみるといいと思います。
印刷機が近くにない!という場合は、PDFにするだけでも見えてくるものはありますので、よく確認してみてくださいね。

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