オンライン授業・リモート授業に使える便利な無料ツール4選
今日は、塾や学校などで使える、オンライン授業や、リモート授業で使えるツールをいくつかご紹介いたします。
私たちも学習塾の一つですので、「こういうのをつかっていますよ」といった参考にしていただければと思います。
また、これから「オンラインで授業をしたい」とお考えの塾や学校の手助けになれば幸いです。
目次
Chrome リモート デスクトップ
GoogleChromeの拡張機能、リモートデスクトップでは、任意のパソコンの画面をそのまま表示させ、操作することが可能です。
講義中に様子を確認したり、トラブルがあった際にアクセスすることができます。また、セットアップしたからといって、すぐアクセスできるわけではなく、その時に必要な、ワンタイムパスワードのようなものを確認し、入力する必要があります。
そのため、一方的な判断でリモート操作はできないようになっています。
セットアップ方法は公式サイトに載っていますのでこちらをご参照ください。
>>Chromeリモートデスクトップ<<
同じようなツールで、チームビューアというものもあります。こちらは、個人使用は無料ですが、仕事での利用は有料となります。
インストールをすればセットアップが簡単にできますが、こちらでもワンタイムパスワードがあり、これを入力できないと、アクセスできません。
どちらを使用するにしろ、表示させたい画面に許可を得ない限りは、勝手に操作ができないので、安心ですね。
たくのむ
「たくのむ」は以前「たくのむ」は以前教室ブログでも紹介しましたね。
たくのむの機能も日々進化しており、お店機能(イベント開催・投げ銭機能)も近いうちに実装するようです。
たくのむの大きな特徴としては、接続アプリが不要(インターネットブラウザのみでビデオチャットができます)ということです。会員登録も不要ですし、URLにアクセスして名前を入力するだけで参加できますので、通話に参加するハードルはかなり下がりますし、パソコンだけでなく、iPadやスマホなどでも利用できます。パソコンにマイクやカメラが付いていない場合は、スマホで通話に参加することもでき、授業を行う環境としてはかなり有効活用ができるのではないかと思います。
また、画面の共有もできるので、教師側の画面を映しておくこともできます。だれでも画面共有ができるので、生徒様の模範解答をピックアップして発表といったこともできますね。
少人数のグループ授業でしたら、このような無料ツールが使えて便利ですね。
また、授業で使えるビデオチャットとして有名なのはZOOMですよね。
>>ZOOM公式サイト<<
こちらは人数制限がなく、パスワードも設定できますが、複数人とビデオチャットの場合、40分の時間制限が付きます。時間制限を外すなどする場合に、提供側に料金が発生します。(参加側は無料)
セキュリティもしっかりしていますので、パスワードを必ず設定したいなどある場合は、ZOOMのほうが良いかもしれません。
音声だけなら、LINEでもいいですし、たくのむのカメラ画面を切ってもいいですね。
Googleフォーム・フォームズ
オンライン課題提出画面を作成するのに向いているのがこの「グーグルフォーム」や「フォームズ」といった、メールフォーム作成ツールです。アンケートなどにも利用できるので、例えば、スクーリングの日程申し込みアンケートなどを、手軽に作成することができます。
また、使い方によってはオンライン上で学力テストを行うこともできますね。
出来たフォームのURLをメールで送る、手紙で送る、QRコードで送るなどすれば、すぐに開くことができ、簡単にアクセスできます。
定時にメールを送り、各自問題を解いて送信してもらう、定時に締め切り、答え合わせをオンライン授業で、など、組み合わせて利用すると効率よく進められます。
LINEビズ(LINE公式)
最後の紹介はLINE公式です。
LINEを利用している全員に登録してもらい、アクションをしてもらうことで個別の相談窓口のような役割ができます。メールアドレスで無料登録ができます。
また、承認などをしないでおくと、公開されないので、任意の人にのみ登録してもらえます。ムービー授業の配信や、画像の提出などを簡単にしてもらえるので、LINEができる人が中心というのであればお勧めです。
有料になるタイミングとしては、月の一斉配信数が1000通を超える場合です。100人の生徒に、週に2回配信すれば800~900ということになりますので、これでもまだ、セーフですね。
SNSの年齢制限が、原則12歳ですので、中高生以上向けのツールにはなってしまいますが、小学生ということでしたら、ご両親のLINEの使用があれば協力してもらうなどの工夫が必要となります。
他にもたくさんの便利ツールがあります
他にも、使える無料ツールはたくさんあります。
授業をするうえで、優先することは、いかに全員参加させるかということ・ローコストでできるということになるかと思います。インターネットさえ使えれば使えるツールを優先して選んでいく必要があります。
こういったツールを使うのが苦手という先生でも、使っていかなければならないこともあると思います。
いろいろな機能のものがありますので、是非組み合わせて使っていただくといいと思います。
教室ブログでも、詳しい使い方を別の記事で、かいていこうと思っております。
是非Twitterなどをフォローして、お待ちくださいませ。