南海トラフ地震に備えて

昨日8月8日、日向灘を震源とする地震が発生し、気象庁が調査した結果、南海トラフ地震の想定震源域で、モーメントマグニチュード7.0の地震が発生したと評価されました。南海トラフ地震の想定震源域では、大規模地震の発生可能性が平常時に比べて高まっていると考えられます。後、もしも最大規模の地震が発生した場合、県内の広い範囲で強い揺れや、高い津波が発生するおそれがあります。
このため、19時15分に、気象庁から、「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が発表されました。

「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」は、事前避難を伴うものではありませんが、日頃からの地震への備えの再確認に加え、地震が発生したらすぐに避難できる準備をする必要があります。
具体的には、
・地震発生後に避難する場所や避難経路を再度確認する
・地震の揺れで落下する危険があるものを移動させる
・常に家族の居場所を把握しておく(連絡の取れる状態にする)
・家族との集合場所を確認し合う
・避難時の持ち出し袋を玄関に置いておく
・寝る時は枕元に靴や財布などを置いておく
・お風呂に水を常に貯めておく
などです。

持ち出し袋の中身を確認している女性のイラスト

また住まいの自治体からの情報にも、チェックしておきましょう。自治体ごとに対策の呼びかけなどをしています。
SNSでの誤情報の拡散にも、注意してください。データソースを確かめて、誤情報に惑わされず、正確な情報を集めるようにしましょう。

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